模型メーカーのタミヤの情報誌『タミヤニュース』6月号(通巻685)、連載企画の「模型ファンをたずねて」に、防衛大学校の等松春夫教授が登場している。模型が戦争を含む近現代史への扉を開いてくれたそうだ。
教授の模型歴は1960年代末からだという。「テレビで放映されていた『サンダーバード』や『キャプテン・スカーレット』に登場するメカをせっせと作る幼稚園児でした」。1970年代前半の小学生時代には艦船模型の世界へ向かう。「中学卒業までに当時入手可能だったウォーターラインシリーズキットは全制覇しました」というから、かなりのものだ。
海外留学時代にビスマルク、武蔵の模型を製作した時の周囲の反応とその後がおもしろい。「枢軸国の艦しか作らないのか」と友人に言われた等松教授は……。
巻頭エッセイは、タミヤの田宮信央社長が執筆、海外の取材の模様をつづっている。「現物を徹底的に取材し体感することで、本物へのリスペクトが生まれ、本物よりも本物らしくしたいという想いが湧き立つのである。故田宮俊作会長の『俺は見た』という言葉がタミヤの精神を表している」。
6月号ではリアルイベントのレポートとして、自動関連の企画が多く、「LUFT TOKYOに集ったポルシェたち」、「東京モーターサイクルショー」、「Nostalgic 2 days」が掲載されている。
『タミヤニュース』同誌は同社の広報誌だが、タミヤの新製品情報にとどまらず、ホビーショップや模型クラブの紹介、世界の博物館リポートなど、模型製作に役立つ幅広い内容だ。
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