ハイパフォーマンスハイブリッドを搭載したモデルが登場
ベントレーは2025年4月8日、第4世代の「コンチネンタルGT/GTC」「フライングスパー」に、最高出力680ps、最大トルク930Nmを誇る第2のパフォーマンス・ハイブリッド・パワートレインを追加すると発表しました。このパワートレインはベースモデルとウェルネスと快適性を優先したアズールに搭載されます。新しいパワートレインを搭載した3車種を紹介します。
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ウルトラパフォーマンスハイブリッドに次ぐ高出力な新パワートレイン
ベントレーは「コンチネンタルGT/GTC」「フライングスパー」に、最高出力680psを誇るハイパフォーマンスハイブリッドを追加した。このエンジンを搭載するのは、ベースモデルおよびアズールモデルとなる。2024年に導入されたウルトラパフォーマンスハイブリッドは、スピードモデルとマリナーモデルに搭載し、ベントレーの2ドアと4ドアセダンモデルには、電動化されたV8 エンジンのみ搭載している。
ハイパフォーマンスハイブリッドは、先進的な4L V8エンジンと強力な電気モーターを組み合わせ、最大トルク930Nmを発生させる。パワー、トルク、性能の面で前世代のW12スピードパワートレインを上回っており、最大80kmの距離を純電気モードのみで走行することも可能だ。
コンチネンタルGTは0-100km/hをわずか3.7秒で加速
ベースモデルおよびアズールモデルのコンチネンタルGTは0-100km/h加速がわずか3.7秒、コンチネンタルGTCは3.9秒を記録する。電気のみでの航続距離はコンチネンタルGTが85km、コンチネンタルGTCが82kmであり、ハイブリッドモードにおけるCO2排出量はコンチネンタルGTが29g/km、コンチネンタルGTCが31g/kmと非常に低く、環境性能にも優れている。
ベースモデルのコンチネンタルGT/GTCは、2003年の初代登場以来受け継がれてきたクラシックなデザインを踏襲している。象徴的なマトリックスグリルは、クローム仕上げのサラウンドとセンターバーで構成され、光沢のあるブラックでアクセントが施されている。フロント下部のバンパーグリルはマットブラック、スプリッターは光沢ブラックで仕上げられ、精緻なディテールにこだわった外観となっている。
美しい3Dハーモニー・ダイヤモンドキルティングを採用
アズールモデルのコンチネンタルGT/GTCは、光沢ブラック仕上げのマトリックスグリルがエクステリアの第一印象を決定づけ、その下に配されたグロスブラックのフロントスプリッターが、明るいフロントバンパーおよびロアインテークグリルとの美しいコントラストを生み出している。新デザインの22インチ削り出しアズールホイール(シルバー&ブライト仕上げ)およびフロントフェンダーのアズールバッジにより、外装全体に気品を添えている。
インテリアには、新しい3Dハーモニー・ダイヤモンドキルティングがシートおよびドアインナーに採用され、ヘッドレストにはアズールの刺繍が施されている。ウェルネスシート、オープンポア・クラウンカット・ウォールナットパネル、イルミネーション付きアズール・トレッドプレート、コントラストステッチが施されたレザー内装など、上質な仕様が標準装備される。ツーリング、コンフォート、ライティングの各パッケージも標準で装備される。
コンチネンタルGTCにはパノラミックサンルーフが搭載され、寒冷地でもルーフを開けて走行が可能だ。さらに、首元を暖めるネックウォーマーも備え、季節を問わずオープンドライブを楽しめるよう設計されている。
最大5名が快適に過ごせるラグジュアリーセダン
ベースモデルおよびアズールモデルのフライングスパーは、最大5名の乗員が安全かつ快適に移動できる。フライングスパーのスピードモデルに次ぐ存在であり、0-100km/h加速は3.9秒というベンチマークを達成している。
ベースモデルのフライングスパーの外観には、グロスブラック・マトリックスグリル、マットブラックのロアバンパーグリル、クロームのブライトウェア、楕円形のブライトクロームテールパイプフィニッシャーが採用され、存在感を際立たせている。インテリアでは、ベントレーのエンブレムが刺繍されたストレートフルーテッドシートをはじめ、スイッチギア、ベゼル、エアベント、ドアハンドルにブライトクロームが施されている。
リラクゼーション機能で長距離移動も快適に
アズールモデルのフライングスパーは、光沢ブラック仕上げのマトリックスグリルにクロームのサラウンドと11本の縦型ヴェインを組み合わせた、印象的なフロントフェイスを採用している。さらに、アズール・フェンダーバッジ、ブライトクロームのロアグリル、クロームのブライトウェア、新設計の22インチ・アズールホイール(シルバー&ブライトの切削メタル仕上げ)などが華やかさを加えている。これらアズール特有の要素は、クローム仕上げ仕様とダークグロスブラックライン仕様の2つから選択可能だ。
すべてのアズールモデルはストレスの軽減とウェルビーイングの向上をコンセプトに設計されており、ドライバー支援技術によって快適かつ安全な走行を実現する。前席2席および後席の外側2席には、暖房と換気機能を備えたウェルネスシートが備わっており、乗員の体温調整をサポートする。さらに、6つのプログラムから選べるリラクゼーション機能も搭載され、筋肉の緊張を和らげ、姿勢のバランスを整えることで長時間ドライブによる疲労を軽減する。
そのほかの魅力的な装備としては、ムードライティング、シートおよびドアインナーパネルに施された3Dハーモニーダイヤモンドキルティング、アズールの刺繍があしらわれたヘッドレスト、オープンポア・クラウンカット・ウォールナットのウッドトリムなどが挙げられる。また、ツーリング、コンフォート、ムードライティングの各パッケージも標準で装備されており、仕上げとして照明付きのベントレー・トレッドプレートには「Azure(アズール)」のロゴが刻まれている。
参考価格は以下のとおりである。 ・コンチネンタルGT ベース:3367万円 ・コンチネンタルGTC ベース:3850万円 ・コンチネンタルGT アズール:4040万円 ・コンチネンタルGTC アズール:4422万円 ・フライングスパー ベース:2950万円 ・フライングスパー アズール:3540万円
AMWノミカタ
先に発表されたスピードモデルになぜウルトラと名のつくパワートレインを採用したかが理解できた。速さではなく快適性を求める顧客には“ウルトラ”ではなく必要にして十分な“ハイパフォーマンス”パワートレインがすでに用意されていたからであろう。プレスリリースでは、それでも先代のコンチネンタルGT スピードのパワートレインを凌駕していると書かれている。
確かに最高出力は21ps、最大トルクは30Nmほど新型のほうが高いが、0-100km/h加速は0.1秒、最高速度に至っては新型は270km/hで先代のコンチネンタルGT スピードより55km/hも低い数値となる。これはハイブリッドではない4L V8エンジンを搭載したベンテイガの最高速度の290km/hよりも20km/hほど遅いことになる。
ベントレーは「良いクルマ、速いクルマ、クラス最高のクルマを作る」というモットーを掲げているメーカーである。270km/hが決して遅いわけではないが、これがこのエンジンの限界とも思えず意図的に最高速度を抑えているなにかしらの理由があるのであろう。価格は、コンチネンタルGTのアズールモデルがスピードより約100万円高い4040万円となる。顧客はパフォーマンスを求めるのか、快適装備を求めるのか、はたまた価格を重視したベースモデルにゆくのか興味深い。
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