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なぜ最近のディーゼルエンジンは昔より静かになったのか?

その昔、ディーゼル車と言えば、「ガラガラ」というような独特なエンジン音がする乗り物でした。筆者は20年以上前に、4WD雑誌のライターをしており、たびたび、パジェロやランドクルーザーなど、いまでいうところのディーゼルSUVを借りて、試乗や撮影など行っていました。信号待ちなどアイドリング時に、シフトレバーの長いスティックがブルブルと震えていた光景をいまも良く覚えています。それに比べると、現代のディーゼル車はずいぶんと静かになりました。それには、どんな理由があるのでしょうか?

ディーゼル車がうるさい理由

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ガソリンエンジンとディーゼルエンジンとでは、まずその燃焼の仕方が違います。
ガソリンエンジンは、点火プラグによってガソリンと空気が混ざった混合気に着火し燃焼していきます。一方で、ディーゼルエンジンは圧縮した空気に燃料を噴射することで自然発火させます。
このとき、空気はガゾリンエンジンよりも高い圧力で圧縮されているので、爆発時にはエンジンに強い振動が発生します。この爆発が外に聞こえて、車内にも騒音となって侵入してくるのです。
では、なぜ最近のディーゼルエンジンは昔より静かになったのでしょうか?


なぜ最近のディーゼルエンジンは昔より静かになったのか?

最近のディーゼル車は、とても静かになりました。音も振動も、かつて信号待ちでシフトレバーがブルブル震えていたころと比べると、まったく異次元の静かさになったともいえます。
その理由のひとつは、遮音性能の進化です。エンジンにカバーをしたり、バルクヘッド部分に遮音材を用いたりして、ディーゼルエンジン特有の騒音を車内に入ってこないようにしました。
しかし、車によっては車内ではガソリン車とほとんど変わらない静けさであっても、車外で音を聞けば、まだ多少は騒音が聞こえてくる場合もあります。


ディーゼル車が静かになった理由。もうひとつは、ディーゼルエンジンの仕組みが大幅に進化したことによります。
音も振動も激しかった昔のディーゼルエンジンは、燃焼する際、燃料を一気に送り込んでいました。しかし、現代のディーゼルエンジンは燃焼噴射を緻密な制御技術で行えるようになったことで、ぐっと穏やかなエンジンとなったのです。
環境性能についても大幅に進化したコモンレール方式と呼ばれる燃料噴射方法では、従来の燃圧よりもはるかに高い圧力でパイプ(コモンレール)に燃料をキープした状態で、電子制御弁を内蔵したインジェクターによって燃料の噴射が行われます。
高圧となった燃料は、噴射タイミングや時間が高度に制御されたインジェクターから噴射されます。きめ細かい制御によって完全燃焼を促進するので、ススの発生も抑えられ環境にも優しいエンジンとなったのです。
さらに、ターボ付きのディーゼルエンジンが増えたのも重要なポイントで、排気がタービンを経由することで排気音が静かになる効果もあるのです。
 
最新のクリーンディーゼルエンジンは、音や振動が静かになっただけではなく、技術の大幅な進化によって有害物質の発生も大幅に抑えられるようになりました。エンジン本体もガソリンエンジンに比べて丈夫で長持ちということも環境性能のひとつです。

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