大赤字バス路線が異例の延伸、「県境越え路線」に大変身！ 峠を“徒歩連絡”の周遊ルート完成!?

　岐阜県中津川市を拠点に路線バスを運行する北恵那交通が2025年10月1日から、新路線「中津川駅前～妻籠・南木曽駅」を開設しました。県境をまたぐ路線バスが全国的に縮小するなか、異例の新設です。

　この路線はJR中央線（中央西線）中津川駅から坂下駅前（中津川市）を経て、長野県南木曽町の観光地「妻籠（つまご）宿」、さらに南木曽駅までを結びます。存続が危ぶまれていた「中津川駅～坂下駅前」の路線を延長し、運輸局の垣根（中部運輸局／北陸信越運輸局）を越えて県境をまたぐ路線となりました。

Comments

[フォーチュン]

バス旅には朗報

[dan********]

木曽十一宿のうち、最南端の馬篭が岐阜県になってしまったからな。本来はそちらを通すのが旧中山道沿いのルートでもあるが、坂下から南木曽にかけてはこの新設は朗報であろう。ぜひ、末長く利用されるように。