この記事をまとめると
■日本人はクルマを大切にする傾向にある
昔の純正部品は残念だった! 買った直後に交換が当たり前だったクルマの社外パーツ8選
■それゆえさまざまなクルマ関係のアイテムが存在している
■最近見かけなくなったアイテムを振り返ってみた
正月にはクルマにしめ飾りをつけていた
昭和の時代から文明の発展に大きく貢献してきた日本の自動車たち。かつては自動車大国と呼ばれたほどに、日本の高度成長と自動車は切っても切れない関係にあったのである。近年では若者の自動車離れも囁かれているが、それでも日本の自動車比率は各国を例にしても高い方ではないだろうか。
そんな日本人は、とにかく自動車を大切にするという傾向にある。欧米では「フロントバンパーはぶつけるためにある」と認識されているが、日本人の多くは小さな傷ひとつでもすぐに修理に出し、美しさを維持しようとする。自動車を好んで改造するような筋金入りの愛好家たちは、自動車のわずかな傷が心の奥深くまで突き刺さってしまうのである。
そんな日本であるが、昭和の時代では見られたのに現代では見られなくなったというものがいくつか存在する。代表的なのは、お正月に飾られる自動車のしめ飾り。こちらは交通安全を祈願するために存在するもので、ホームセンターなどではいまでも販売されているものの、実際に取り付けているクルマを見かけることはほとんどない。昭和の時代では当たり前のように取り付けられていたしめ飾りが、いつのころからか姿を見せなくなってしまったのだ。その明確な理由は不明だが、おそらくオシャレなデザインに進化した自動車とは不釣合いだと考えるようになったのだろう。
そんなしめ飾りは縁起を担ぐためのアイテムだが、そのほかにもさまざまなアイディアパーツが存在していた。
ゴムや布をぶらさげてタイヤを磨く!?
そのひとつが、トラックなどに多く取り付けられていたタイヤ部分のゴムや布などの切れはし。これはタイヤに当たる状態でゴムや固めの布切れなどをぶら下げ、走行時に回転するタイヤと擦れることで綺麗に磨くというものだ。見た目は不細工だが、タイヤを綺麗にするという逆の目的が存在するのである。自動車とは不思議なもので、どれだけ綺麗に洗車していてもタイヤが汚れていれば見た目の美しさは半減する。逆にタイヤだけが綺麗な状態であれば、車両全体が綺麗に見えたりもするのだ。その理屈を考えると、タイヤを磨くゴムや布切れはとても画期的で有効なアイテムだといえるだろう。
そして、静電気防止用のアイテム。アースベルトやアースチェーンという名称が与えられたこのアイテムは、金属板をゴムで挟み込んだものや鎖を車体後部の鉄部分に取り付けて地面に接地させることで、車体に溜まった静電気を放出していたのだ。昭和の時代では多くの乗用車が取り付けていたと記憶するが、近年では見かけることがほとんどなくなってしまった。いまでも販売されているようではあるが、これも昭和の産物だといえる存在だと認識して問題ないだろう。
そして、高級セダンのリヤガラスを飾っていた、レースのカーテン。高級感を感じさせるとともに、後部座席に座るお偉いさんを日差しやプライバシーから守っていた。やがて、メーカーからはシフトレバーをリバース(バック)に入れるとカーテンが開くという、電動リニアモーターカーテンというものも開発された。
リヤトレイに接地する据え置き型のスピーカーでは、背面部分にメーカーのロゴが入り、かつ光を放つというものも。スモールランプを点灯させるとグリーンに光り、ブレーキを踏むと赤色に光るものも存在したのだが、道路交通法の改正によって禁止されたことで見かけなくなった。
オシャレなものからアイディアパーツまで。昭和の自動車を取り巻く環境は、何かにつけて魅力的だった。現在でも旧車マニアは当時物のアイテムにこだわる本格派が多いため、見かけた際にはじっくりと観察してほしい。
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みんなのコメント
後続車によく目立つ位置になりますから、後続車が気付いて笑ってくれるのをルームミラーで確認できるのも一興。駐車中ルーフを閉めていれば盗難されることもありません。