軽自動車の厳しい制限の中で
ボディサイズの上限が全長3400mm、全幅1480mm、全高2000mm、搭載エンジンの排気量も660cc以下とされる現在の軽自動車。その厳しい制限の中においても着実な進化を続ける軽自動車は、日本が世界に誇る工業製品であると言えるだろう。
【画像】スーパーカー超王が感銘!新型『日産ルークス』は驚きのスーパーハイトワゴン 全59枚
今回、日産から発表された最新スーパーハイトワゴンとなる新型『ルークス』に試乗して、その考えはより確かなものになった。初代から数えて第4世代となる新型ルークスは、それほどまでに大きな魅力を感じさせるモデルだった。
そもそも『スーパーハイトワゴン』というカテゴリーは、軽自動車の中でも最大の室内空間と機能性を求めて誕生したもの。だが、近年ではそれに加えて、さらなる高級感向上が重要なコンセプトとして開発時に掲げられるようになった。それはキャビンのフィニッシュや装備のレベルだけではなく、実際に走りの中で感じる印象にも表れている。
軽自動車は果たしてどこまで進化を続けるのか。新型ルークスは、そのような未来への期待さえも抱かせてくれるニューモデルだったことをまずは報告しておきたい。
新型ルークスの車種ラインナップは、まずエンジンがノンターボであるか、あるいはインタークーラー付きターボであるのかで大別することができる。最高出力と最大トルクは前者が52ps/60Nm、後者は64ps/100Nmという数値。ミッションは無段変速機のCVTとなり、駆動方式はいずれのエンジンでもFWDと4WDの選択ができる。
さらに高級感を高めた上級グレードの『ハイウェイスター』と、それに最先端の安全装備を満載した『同プロパイロットエディション』もすべての組み合わせで用意。
参考までに車両本体価格は、167万2000円から236万3900円までのレンジで設定される。
そのスタイリングは実に巧み
最初に試乗したのは、実際のセールスではコアモデルのひとつともいえる、ノンターボの『X』グレードだった。
ドライブを始める前にまず好印象を得たのは、そのスタイリングが実に巧みなものであること。先代モデルよりもルーフをさらに前方へと延長し、フロントウインドウ(Aピラー)の角度をより立ち上げたことで、まずは前後方向のキャビンの大きさを表現。
同時に全幅方向においても、フロントマスクのデザインや、ボディサイドの特徴的なプレスラインなどで、視覚的にワイドな印象を強く感じさせるテクニックが、とても魅力的なものに感じられるのだ。
キャビンのスペースは、この外観から想像していた以上に魅力的なものだった。水平方向のラインを基調としたインパネまわりは端正なデザインでまとめられており、それもまた広さの演出に大きな効果を生み出していることが理解できる。
新型ルークスで実現された室内長は、先代モデル115mmをプラスした2315mm。前後に350mmスライドさせることが可能だという後席の居住性も高く、さらにはその後方に、最大長で675mmを得たという機能的にデザインされたラゲッジルームさえ備わる。
ドライブを始めてすぐに感じたのは、前方左右に広がる視界が驚くほどに良好なことだった。
搭載されるノンターボエンジンのパフォーマンスは必要にして十分なレベルだが、それに組み合わされるCVTの優秀な制御が、市街地での走りではスムーズな印象を生み出している。
新型ルークスでは、『エコ』、『スタンダード』、『スポーツ』という3タイプのドライブモードをスイッチ操作で選択できるが、エコモードでもそのスムーズさは変わらなかった。
そしてさらに感動的だったのは、乗り心地の素晴らしさだ。最初に触れた『走りの高級感』とはまさにこれを意味するもので、ここにも多くのカスタマーは新型ルークスの進化、そして魅力を感じることは間違いないだろう。
軽自動車と思えないほどラグジュアリーなフィニッシュ
続けてドライブした、ターボエンジンを搭載する『ハイウェイスターGターボ・プロパイロットエディション』は、さらに驚きのスーパーハイトワゴンだった。
オプションのプレミアムインテリアでまとめられたキャビンは、もはや軽自動車とは思えないほどのラグジュアリーなフィニッシュを誇る。
走行中の静粛性も、ノンターボ車と比較しても圧倒的に高かった。市街地から高速道路まで様々なシチュエーションでの使用を考えるのならば、ターボ車が持つパフォーマンスには一考の価値がある。
また、タイヤがノンターボ車に対して1インチ大きな15インチサイズとなるターボ車だが、その乗り心地にはさらなる重厚感が生み出されていた。
さらにコーナリング時には、重心が高いスーパーハイトワゴンにもかかわらず、正確でしっかりとした手応えを伝えるステアリングと、自然な速度の変化に終始し、かつ控えめな大きさに抑えられるロールを実現したサスペンションのチューニングで、意外なまでにスポーティなハンドリングを楽しむこともできる。
今や軽自動車を象徴する存在ともなったスーパーハイトワゴンの世界は、この新型ルークスの誕生によってさらに面白くなっていく。そう確信することができた試乗だった。
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