■高級SUVミニバン「イノーバ ゼニックス」注目集まる
トヨタのタイ法人は2025年8月22日(現地時間)、同日から開催された「ビッグ・モーター・セール 2025」にて、新型「イノーバ ゼニックス」を展示しました。
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広い室内空間や、ハイブリッド仕様の設定など、実用性と快適性を両立した3列シート7人乗りのミニバンとして注目を集めており、これに対してユーザーからさまざまな反響が寄せられています。
イノーバは2004年に初代モデルが登場し、インドネシア市場を中心に展開された世界戦略MPVとしてスタートしました。当時はラダーフレーム構造と後輪駆動(FR)を採用し、堅牢性を重視した設計が特徴でした。
現行型は2022年11月に発表された3代目ですが、これとは別に新たなシリーズとして誕生したのがイノーバ ゼニックスです。
2022年に登場したこのモデルでは、プラットフォームを「TNGA-C(GA-C)」へと刷新。従来のラダーフレームからモノコック構造へ、駆動方式も前輪駆動(FF)へと変更されました。この大幅な構造変更により、乗り心地や操縦安定性が向上し、より乗用車に近い性格へと進化しています。
ボディサイズは全長4755-4760mm、全幅1845-1850mm、全高1790-1795mm、ホイールベースは2850mm。最低地上高は最大185mmを確保し、悪路への対応力も備えています。
外観はSUVを思わせる力強いスタイリングが特徴で、大型メッシュグリルやシャープなLEDヘッドライト、ボディ下部のプロテクションモールなどが精悍な印象を与えます。
専用エアロパーツを装着した「モデリスタ」仕様も選択可能で、より洗練された外観に仕上げることもできます。
インテリアは広々とした快適空間が広がり、10.1インチのディスプレイや電動パーキングブレーキ、ブレーキホールドなどを標準装備。
上級グレードでは、2列目に電動オットマン付きキャプテンシートを採用し、ショーファーユースにも対応する高級感を備えています。パノラミックルーフや後席用10インチデュアルディスプレイなども選択可能です。
パワートレインは、2リッター直列4気筒エンジンを搭載するガソリン仕様と、同エンジンにモーターを組み合わせたハイブリッド仕様の2タイプ。
ガソリン仕様は最高出力約174PS/最大トルク205Nm、ハイブリッド仕様はシステム出力約186PSを発揮し、CVTまたはe-CVTが組み合わされます。
安全装備としては「Toyota Safety Sense」を搭載し、衝突被害軽減ブレーキなどの先進機能を備えています。
タイでの販売価格は137万9000バーツ(約580万円)からとなっています。
※ ※ ※
イノーバ ゼニックスの登場に、「SUVっぽくてカッコいい」「フロントグリルの迫力がすごい」などSUVライクな外観、力強いスタイリングに対する好意的な声が多く見られました。
また「日本導入の可能性はあるの?」といった国内展開への期待も一定数寄せられています。
ミニバンの枠を超え、快適性と存在感を両立したイノーバ ゼニックスは、多方面から注目を集める一台となっています。
なお、「ビッグ・モーター・セール 2025」のトヨタブースでは、イノーバ ゼニックスに加え、新型「ヤリスATIV HEV 2025」や「ヤリスクロス」「カローラクロス」「アルファード」「カムリ」、ピックアップトラック「ハイラックス」シリーズ、SUV「フォーチュナー」などが展示され、幅広い層の来場者を惹きつけていました。(佐藤 亨)
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