ポルシェ タイカン に第3の派生モデルも!? クロスツーリスモ、最新プロトタイプの正体は
2020/12/01 08:32 レスポンス
2020/12/01 08:32 レスポンス
ポルシェが開発中のEVクロスオーバー『タイカン クロスツーリスモ』、その最新のプロトタイプをカメラが捉えた。これまで隠されていたDピラーも明らかになり、『タイカン』とは異なるリアクォーターウィンドウのアウトラインやボディパネルが確認できる。
またステッカーが貼られていたテールライトも初めて露出し、ルーフレールを装着したほか、フェイクのエキゾーストパイプも排除し、99%最終デザインに近いエクステリアといえるだろう。
以前捉えたプロトタイプと酷似しているが、違いはブレーキキャリパーが黄色から黒に変わり、サイドシルとリップスポイラーの形状が微妙に異なっている。また新たな点として、フェンダーに樹脂のアーチがなく、ボディがローダウンされていることがわかった。その答えはもう数週間待たなければならないが、クロスツーリスモとは別の「スポーツツーリスモ」の存在も噂されている。
ラインアップには、ベースの後輪駆動モデルからはじまり、「4S」、「ターボ」、「ターボS」に至るまで、セダンと同じバリエーションが予想されている。その最高出力は、4Sが571ps、ターボは680ps、ハイエンドのターボSでは761psのオーバーブーストを発生させる。
0-100km/h加速はそれぞれ4.0秒、3.2秒、2.8秒のパフォーマンスなどタイカンと同レベルが期待できるだろう。
充電は、通常のEVの400Vではなく、800Vのシステムを備えており、約5分で最大100kmの航続に必要な電力を充電できる。1回の充電での航続は、4Sが最大464km、ターボSが最大412km、ターボが450km(WLTPに準拠)となる。
同社にとって、タイカンとクロスツーリスモはEVモデルの始まりに過ぎない。2021年には、VWグループの「PPE」(プレミアム・パフォーマンス・エレクトリックプラットフォーム)に乗り、史上初のフルエレクトリックSUV『マカンEV』が加わる予定だ。タイカン クロスツーリスモの発表は、それより前、2020年内から2021年初頭に行われると予想されている。
【まるでコンセプトカーそのもの】新型ヒュンダイ・アイオニック5 欧州発表 最新EV
ついに新型が発表に! ホンダの人気SUVヴェゼルの功績と新型が背負う期待と不安
【収納力は変わらず】新型シトロエンeベルランゴ 欧州発表 人気MPVの電動モデル
いまやライバルに押され気味の「ステップワゴン」! 歴代モデルを見ると「独自のアイディア」満載だった
BMW X5/X6/X7に搭載するディーゼルエンジンに48Vマイルドハイブリッド技術を新装備
【新型アウトランダー導入か?】三菱自動車、欧州市場へ復活の可能性 アライアンスで協議
シトロエン ベルランゴ EV、乗用ミニバンにも設定…航続は最大280km
A7の姿を借りた“リアル・スーパーカー” ──新型アウディRS7スポーツバック試乗記
プジョー208/e-208が仕様変更を実施。ガソリンエンジン車の全グレードでWLTCモード燃費が5%向上
TRD、マルチディスプレイホルダーにBluetooth接続機能搭載モデルを追加
偉大なる経営者、ひとり去る──スズキ・鈴木修会長退任へ
アウディ Q5 PHVに改良新型、EVモード航続が1.5倍に…欧州発表
マツダMX-30はハイブリッド車より成熟した走りのEVに魅力あり。大本命は22年登場のPHEVかもしれない
新型「メルセデス・ベンツ Cクラス」世界初公開。近未来的なデジタル装備はまさにベイビーSクラスだ
トヨタ クラウン 日本に特化した文化遺産的な一台。3種のパワーユニットの選び方は?
新型911 GT3を一足先に取材。スワンネック形状のウイングを採用した理由とは?
日産ノートはこのジャンルでベストの1台だが乗り心地と価格は少し気になる
新型ホンダ ヴェゼルが初公開される。内外装の雰囲気がガラリと変わってスタイル重視ユーザーも獲得しそう
マツダ3改良モデル試乗 やや弱かった走りの質が高められ全体の統一感を得た
まもなく登場・新型Cクラスに先行試乗。Sクラス並みのデジタル化や快適性重視の走りに期待
日産「セレナ」 e-POWERはやや高いがドライバーも満足度が高いミニバンの一台