エクステリアはレクサスレッド
かつては日産「ローレル」やトヨタ「クラウン」などを乗り継いできた藤 正彦さん(取材時年齢61歳)。じつはいすゞの社員で、現在の愛車はいすゞ「117クーペ」だ。どのような経緯で、このクルマを購入したのか聞いてみました。
ジウジアーロ愛があふれていすゞ「117クーペ」とフィアット「パンダ」を購入…ホイールはサイン入りのメルバ製スカッキエーラを装着!
117クーペは、観ても乗っても楽しい
「もしかしたら自分が組んだエンジンが、この117クーペに積まれているかもしれないんですよ」
開口一番そのように話してくれた藤 正彦さん(取材時年齢61歳)。1981年にいすゞに入社した自動車趣味人で、いまも現役の社員として働いている。
「117クーペは、私がいすゞに入社した直後に生産中止となってしまったクルマでして、いつか限定車を買おうと決めていました。普段から街乗りを楽しんでいます。一時期、通勤車として使っていたこともあるんですよ。気兼ねなく乗っているので、年間走行距離は1万kmに達しています」
いすゞ車の販売、修理、メンテナンス、パーツ製作などを手がけているスペシャルショップから、2012年5月に藤さんが即決購入したのは1981年式の117クーペ XEリミテッド。既述したように藤さんがいすゞに入社時は、まだ生産されていたクルマだ。当時はエンジンの組み立てラインに配属されていたので、もしかしたら……と思っているというのだ。
「117クーペには、乗る楽しさ、観る楽しさがあります。レクサス・レッドでペイントし、各部にメッキボルト、チタンボルトを奢り、3kgの軽量化を図っている私の117クーペの場合、イジる楽しさもありますね」
現在の走行距離は18万7383km
高強度かつ軽量で、耐食性に優れた特性を有しているチタンボルトの使用箇所を詳しく聞いてみた。インマニ、エキマニ、ファン、ヘッドカバーなどの固定に使い、ドア、燃料タンク、オートマチックトランスミッションのオイルパン、ホイールの取り付けにも使用。今後、さらにチタンボルトを使いたいとのことだった。
日々進化し続ける117クーペとして各部がデモカー的な仕上がりになっているが、40年以上前に生産されたクルマなので、楽しいことばかりではなく、さまざまなパーツを交換し、立往生も経験した。
「スターターとオルタネーターをそれぞれ2回ずつ交換しています。バッテリーの交換回数は4回ですね。エンジンとオートマチックトランスミッションはオーバーホール済み。そういえば、エンジンの電装パーツが故障したことがあり、路上停止。JAFに助けてもらいました。購入時に10万3000kmだった総走行距離は18万7383kmまで伸びました」
かつて日産「ローレル」、トヨタ「クラウン」、スバル「ヴィヴィオ」、ホンダ「バモス」、ホンダ「ダンク」を愛用し、バモス時代に117クーペを導入したことで2台持ちになったという藤さん。現在2023年式のスズキ「ジムニー」も愛用しているそうだ。
イベントでの出会いが愛車との楽しいエピソードだと話してくれた藤さんは、今後も充実したカーライフを満喫していくだろう。
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