ルノーのエステバン・オコンは、F1第5戦F1 70周年記念GPの予選を11番手で終えたが、ジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)のアタックを妨害したとして、3グリッド降格ペナルティを受けた。
オコンは予選Q1でスロー走行していたアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)を追い越そうと横に並びかけた際、アタックに入っていたジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)が後ろから迫っているのに気づかなかった。前を塞がれる形になったラッセルはスローダウンを余儀なくされた。
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ラッセルはオコンの動きについて、無線ですぐに「僕のラインを塞いできた」「非常に危険だ」と不満を述べた。
オコンも、レースエンジニアのマーク・スレイドに「あれは良くなかった、マーク」と無線で話し、その動きにペナルティが科されると思うかと訊くと、スレイドは「Yes」と答えた。
予選後、スチュワードはオコンとラッセルを召喚し、短いヒアリングを行なった結果、オコンに3グリッド降格ペナルティが出されたのだ。
スチュワードは次のように審議の結果を報告している。
「ターン5の出口では、ジョビナッツィがマシン3台の先頭にいた。彼はインラップだった。2番目にいたオコンはアウトラップで、ラッセルはフライングラップだった」
「ラッセルが近づいている際、チームは無線でオコンに、ジョビナッツィについてはアドバイスしていたが、直前までラッセルについては知らせていなかった」
「ラッセルが前方の2台に近づいた時、オコンはジョビナッツィを抜くために右に動いた。そして、はるかに速く走っていたラッセルを明らかに妨げた」
「ルノーはこのケースに関してドライバーをアシストしなかったことを認め、それがアタック妨害につながった」
ペナルティの結果、オコンは14番手スタートに降格。15番手となったラッセルのひとつ前からスタートすることになった。セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、カルロス・サインツJr.(マクラーレン)、ロマン・グロージャン(ハース)のグリッドがひとつずつ繰り上がることになる。
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