応募者数は27,000人!
生産終了が発表されてから人気がうなぎ上りとなったホンダの2シータースポーツ「S660」。熱いファンに向けその追加生産が発表されたのは11月1日。追加生産台数は650台限定で、そのうちの600台は商談中に完売された顧客向けに一部の販売店に割り当てられたため、S660を新車購入できる最後のチャンスを手にできるのは50名のみに絞られた。
その申し込み受け付けは11月12日から12月5日にwebで行われ、12月15日(水)19:00より、オンラインで当選者の発表が行われた。この最後の50台を求めて応募した購入希望者の数は、なんと27,000人。当選確率は、わずか540 分の1である。我こそはとわずかな希望に願いを賭けた申込者が、YouTubeで行われた公開抽選会に集まった。
19:00の抽選会開始時に2,000人ほどだった視聴者の数は公開中に3500人ほどまで上昇し、期待に胸を膨らませる視聴者が多かったことを印象づけた。ちなみにアーカイブ視聴した数を含め、翌朝には視聴者数は17,000人を超えていた。抽選会を楽しみにしていたファンの多さを実感した。
抽選会は、3名の女性が順番に透明の箱に入れられた用紙を引いていく形で行われた。用紙には、申込者の都道府県とハンドルネームが記され、個人情報に配慮したかたちで当選者50名全員のハンドルネームが順番に読み上げられた。リアルタイムの書き込みも公開され、当選を願う声や、当選者を称えるコメント、ツッコミなど、常時さまざまな書き込みがあり、オンライン抽選会は大いに盛り上がった。
それにしてもわずか50名の当選数に27,000名もの応募が集まったのは衝撃的だ。現行販売時には販売好調とはいえなかったS660だが、ホンダが本気で作ったコンパクトスポーツにシンパシーを感じていたユーザーが多かったことの表れだろう。ホンダが今年発表した徐々にEVに特化していくというアナウンスが、典型的なスポーツカーを愛するユーザーのノスタルジックな感情を刺激したのかもしれない。この貴重な最後の50台が転売ヤーなどの手に渡らず、大切に所有するユーザーの手に渡ることを願うばかりだ。
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