8月3日、三重県の鈴鹿サーキットで開催された『2025 FIM世界耐久選手権(EWC)”コカ・コーラ” 鈴鹿8時間耐久ロードレース 第46回大会』の決勝レースは、30号車Honda HRCが4連覇を達成。自身が持つ鈴鹿8耐最多勝利数を通算7勝へ更新した高橋巧、2連覇を飾ったヨハン・ザルコが急きょ2名体制で挑んだ決勝レースを振り返るとともに、優勝を手にしたその心境を語った。
■高橋巧
Honda HRCが4連覇【暫定順位結果】2025鈴鹿8時間耐久ロードレース 決勝
「とりあえず無事に終えられてよかったです。この暑いコンディションのなか、ふたりでレースをするチームはあまりないと思いますが、急きょふたり体制になって相当つらいものを感じましたし、ただただ疲れました」
「終盤、ヨハン(・ザルコ)も身体のコンディションが厳しそうだったから、自分の最後のスティントでは自分ができることを最後にしっかりとやって、(ザルコに)パスしようとラップを2分06秒台に入れたりしていました。でも、後ろの追い上げが激し過ぎたので、まずは(ギャップを)キープして渡そうという方向に切り替えました」
「いつピットに入りたいとなってもおかしくない状況だった最終スティントでヨハンは頑張ってくれました。本当に感謝しています。チームのみんなも頑張ってくれましたし、応援してくれたファンの皆さんにも感謝しています」
■ヨハン・ザルコ
「タクミと同じで、ものすごく疲れたよ。でも素晴らしい結果だと思うし、自分でもよく頑張ったと思う。自分が走っている時は、レースをコントロールできていたけども、スティントの間が短かったから、調子を整えるのが難しかった。十分にリカバリーできなかった分、他の部分にも同じくらい影響があったよ」「最後のスティントは正直走りきれるのか……という気持ちだったんだ。運良くSCが2回も出てくれたから、タクミが少し長く走ってくれたし、ブレーキも少し残してくれた。2回目のSC中にゆっくりと走れたことは、ペースをもう一段取り戻せたきっかけになったし、僕たちに優位に働いたと思う」
「最終スティントに素晴らしい景色の中で走ることができて最高だったし、とても気持ちよかった。もちろんギャップをコントロールすることが重要だったから、それに集中しながら堪能したよ」
「完走できて、そして優勝できて本当に嬉しいし、成し遂げられたのはタクミのおかげだよ。彼は強い選手だし、たとえつらいと感じていても全く表に出さないんだ。チームにとって強みになるほど素晴らしいライダーだよ。来年もまた走るとしても、さすがに厳しいからふたり体制ではないことを祈るよ」
「ホンダはいいバイクをつくり上げてくれた。ピットストップを7回に抑えられるほど燃費もすごく良かったから、何も言うことはないね。本当に疲れたけど、最高な1日になったよ」
[オートスポーツweb 2025年08月03日]
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