F50オーナーが集う30周年を祝う特別な旅行
1995年のジュネーブモーターショーで華々しく登場したフェラーリ「F50」のデビュー30周年を記念し、フェラーリは「F50 レガシーツアー 2025」を開催。世界中のF50オーナーが愛車とともにトスカーナへ集い、歴史と芸術の息づく絶景の地を巡るという、まさにフェラーリならではの特別な体験が展開されました。
約7億9400万円のフェラーリの走行距離は2174キロ!「スペチアーレ ビッグ6」でもっともF1に近い「F50」に今後も注目
F50のために生産された特別なピレリPゼロが登場
フェラーリは「F50」のデビュー30周年を記念して「F50 レガシーツアー 2025」を開催した。参加したオーナーたちは自身のF50を駆り、イタリア トスカーナの芸術と文化にあふれる美しい土地を巡るという特別な体験を味わった。
ツアーはトスカーナ地方のサトゥルニアを起点とし、マレンマ地方、シエナ周辺の丘陵地帯、トスカーナ・エミリア アペニン山脈を経由するルートを辿った。最終目的地となるマラネッロでは、参加したF50がフェラーリ本社内に展示され、その後フィオラノサーキットでのパレード走行によってイベントの幕を閉じた。
このイベントでは、F50専用に開発されたピレリの新タイヤ「Pゼロ コルサ・システム コレツィオーネ」シリーズが初披露された。このタイヤはフロント245/35 R18、リア335/30 R18というサイズで、サイドウォールには「Ferrari F50 Legacy Tour 2025」の文字が刻まれる。これはピレリ史上初となる特別なパーソナライゼーションである。
生産台数はわずか349台
F50に搭載されたエンジンはF1由来のユニットをベースとしており、縦置きミドシップにレイアウトを採用する。モノコックは完全カーボンファイバー製であり、F1からの技術移転の頂点を示す一例となっている。5バルブ、シリンダー構成のエンジンはシャシーのストレスメンバーとしての機能も果たしていた。空力性能にも優れ、サスペンションには横置きプッシュロッド式ダンパーが採用された。
ルーフは脱着式のタルガトップを採用。ABSやパワーステアリングを持たないことで、よりレースカーに近い純粋な走行感覚を提供する仕様となっていた。生産台数は349台に限定されており、これは「想定された需要より1台少なく」というフェラーリの哲学に基づくものである。
Pゼロ コルサ・システムは、2000年代初頭に登場したハイパフォーマンス・ロードタイヤのなかでも、最高レベルのスポーツ性を誇るモデルである。その構造は、高速走行やコーナリング時における優れた安定性を実現し、サーキット走行にも対応する。フロントには方向性パターン、リアには非対称パターンを採用し、ハイドロプレーニングの抑制に寄与する。新タイヤ「Pゼロ コルサ・システム コレツィオーネ」はオリジナルのスポーツ性能を保ちつつも、現代のコンパウンド技術によってさらなる安全性と信頼性が加味されている。
AMWノミカタ
4.7L V12自然吸気エンジンを搭載したF50は、実質F1マシンの641用エンジンを搭載した公道バージョンであった。レブリミットは約8500rpmで、F1のスピリットをそのまま味わえるとともに349台という生産台数の少なさから現在でも人気の高いモデルである。
2024年のAMWの記事によれば、サザビーズのオークションで424万ドル(約6億円)の価格で落札されている。
F40スパルタンで過激なパフォーマンスに対し、F50はF1を由来とするテクノロジーに支えられた洗練された乗り味が特徴である。また30年を祝してピレリがこのモデルの特別なタイヤであるPゼロ コルサ・システム コレツィオーネシリーズを発表し、また「Ferrari F50 Legacy Tour 2025」の文字がそのサイドウォールに刻まれることもこの車がいかに特別で敬意を評されているモデルであるかということを証明している。
日本には約50台のF50が輸入されたと推測されている。30周年を迎えるF50の勇姿を日本でもさまざまなイベント会場で見られることに期待したい。
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みんなのコメント
ホクホク顔だったような記憶があるが
中谷さんは後にバランスの悪さを指摘してた
まあ、凡人には体験すら出来ない世界だけどさ