メルセデスのジョージ・ラッセルは、波乱万丈のレースとなったカナダGPについて、ブレーキの冷却設定がレース展開に合っていなかったことがリタイアの原因だと考えている。
4番グリッドからレースをスタートしたラッセルは、出足が鈍ったフェルナンド・アロンソ(アストンマーチン)に並びかけたものの、オーバーテイクはできず4番手を走行。しかし12周目、ターン8~9のシケインでクラッシュを喫してしまった。
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高い縁石に乗り上げ挙動を乱したラッセルは、コーナー出口のウォールに激突。フロントウイングと右リヤにダメージを負ったが、なんとかスロー走行でマシンをピットまで持ち帰った。
クラッシュ直後はリタイアも覚悟したというラッセルだが、ピットでフロントウイングを交換し走行を再開すると、38周目までに8番手までポジションを上げるリカバリーを見せた。
しかし7番手のアレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)を抜きあぐねていた54周目、ブレーキの消耗が激しすぎるとして、チームからリタイアの指示を受けてレースを終えることになった。
当初、ラッセルのリタイアはクラッシュの影響でブレーキ冷却ダクトが破損し、ブレーキの温度が上昇したことが原因だと考えられていた。
だがラッセルは、他車の後ろにつき乱気流の中で走るという状況に対応できるようなセッティングになっていなかったことが、リタイアの本当の原因ではないかと考えている。
最初のクラッシュについて、ラッセルは次のように説明した。
「ターン8への進入で少しワイドになってしまった。縁石にヒットすることになるだろうとは分かっていたけど、ソーセージ縁石であんなに激しい反応になるとは思っていなかった」
「次の瞬間、僕は宙に浮いてしまった。着地したとき、リヤのコントロールを失いウォールに向かって行ってしまった。本当に突然の出来事だった」
ラッセルは、この時点で自分のレースは終わったとすぐに思ったという。そしてF1ではミスをしたドライバーが”罰”を受けるべきだと考えているため、自分のミスが大きなクラッシュを招いたのは正しいことだと付け加えた。
「正直なところ、僕は(終わったと)思っていたよ。なんとか走り続けられたことに驚いている。紙一重で僕のマシンが吊り上げられるのを免れたんだ」
「でもこれがスポーツのあるべき姿なんだ。小さなミスでも、その分罰せられるべきだ」
ラッセルは最終的にリタイアとなった原因について、次のように語っている。
「(ピットイン後)クルマは100%完璧という感じではなかったけど、ドライブするには十分だった。リヤのトーがちょっと開いていたようだ」
「8位でフィニッシュできたかもしれないけど、多くのトラフィックに巻き込まれた。レース前の予測では言うまでもなくああいうポジションで走ることになるとは思っていなかった。だからブレーキの設定が合っていなかったんだと思う」
ブレーキトラブルはクラッシュとほとんど関係ないと考えているのか訊かれ、ラッセルはトラフィックの影響が大きいと答えた。
「チームと一緒に調べてみる必要があるけど、トラフィックに巻き込まれたからだと確信している」
「そうなる予定ではなかったし、ブレーキもそのための設定ではなかった」
「手遅れになったのは突然だった。ブレーキの酸化というのは一定のラインを超えるともう元には戻らないんだ」
「いくらケアをしてもダメで、もうリカバーできない状態になってしまったんだ」
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