2025年F1第18戦シンガポールGPの決勝レースが行われ、ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンは14位でレースを終えた。
予選後の車検において、ウイリアムズの2台のマシンにDRSの技術規則違反が見つかったため、アルボンとチームメイトのカルロス・サインツは失格となった。その後チームは決勝レース出場のための申請を行い、スチュワードがそれを認め、アルボンは暫定20番グリッドからスタートすることになっていた。
予選失格のウイリアムズのサインツ、18番手から10位入賞「セーフティカーのないレースで順位を上げたことが誇らしい」
しかしアルボンは、パルクフェルメ下にあったマシンのサスペンションのセットアップを変更した。この行為はF1競技規則の第40.9条に違反するため、アルボンはピットレーンからレースをスタート。第1スティントでは42周を走り、13番手まで順位を上げてソフトタイヤに履き替え、14位で完走した。
■アレクサンダー・アルボン(アトラシアン・ウイリアムズ・レーシング)決勝=14位(61周/62周)ピットレーン/タイヤ:ミディアム→ソフト
「今日はピットレーンからスタートしたので、僕たちにとってはちょっとしたテストセッションになることがわかっていた。学習のためにテスト用のセットアップにした。実際にはうまくいかなかったが、そのデータは今後のレースで使えるから問題ない」
「クリーンエアのときはペースがよかったが、青旗を掲示され、レースの大半でトラフィックに巻き込まれてしまった。よりフレッシュなタイヤを履いていた時でさえ、前のクルマがさらにその前のクルマに追いつくのを待たなければならなかったので、セーフティカーが出なかったこともあり、あまりできることがないレースのひとつだった」
「今週末から多くのことを学んだので、次の週末のオースティンに向けた準備のためにすべてを整理していきたいと思う」
[オートスポーツweb 2025年10月07日]
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