【F1分析】角田裕毅、”10台抜き”10位入賞も優れなかったレースペース。今回の苦悩を糧に、前進を期待

　レッドブルの角田裕毅は、F1エミリア・ロマーニャGPで10位入賞を果たした。ピットレーンスタートからの入賞というのは素晴らしい結果だが、レース中のペースはかなり厳しいものであったことが分かる。

　しかしそんな中でもしっかりとタイヤをマネジメントして1ストップで走り切ることを成功させたこと、そして好戦略と幸運もあり、角田は入賞を掴むことができた。

　角田はピットレーンからスタートし、すぐに隊列に追いついた。しかし隊列の最後尾にいたオリバー・ベアマン（ハース）をオーバーテイクすることができず、そのまま周回を重ねていくことになった。

Comments

[muk********]

ペースが芳しくなかった原因は２つ。１つは予選のクラッシュでスペアヤーシーに開幕時などの古いパーツを装着してセッティングも完全ではなかったこと、この世界、開幕時のセットでは他チームにおいて行かれる。そして、もう一つは1ストップを作戦の選択肢に置いていて、角田自身が持つかどうか不安でマネージメントもしていたこと。これはレース最終盤、アロンソが追い上げてきたときにかわすべくペースを上げて、そこそこ走れたことでわかる。

[yu_********]

10台をオーバーテイクした訳じゃないし