ボルボカーズ傘下のポールスターは11月9日、新型EV『ポールスター5』(Polestar 5)の市販モデルを、米国ロサンゼルスで開催した「Polestar Day」で初公開した。
ポールスターの最初の市販車は、高性能プラグインハイブリッド(PHEV)クーペの『ポールスター1』だった。市販第2弾の『ポールスター2』は、ポールスター初のピュアEVで、テスラ『モデル3』などと競合するミッドサイズEVスポーツセダンだ。
ポールスター最初の電動SUV『3』、耐熱テストを完了 2024年生産開始へ
ポールスターは2024年までに、新型電動3車種を投入する計画。3車種のうちの1車種が、ポールスター5だ。ポールスター5は、コンセプトカーの『プリセプト』の市販バージョンとなり、EVの高性能4ドアGTクーペとなる。
ポールスター5の市販車には、フロントアクスルとリアアクスルにモーターを搭載する。800ボルトのアーキテクチャを採用し、システム全体で884hpのパワーと91.8kgmのトルクを獲得するという。
また、ポールスター5には、接着アルミ構造による新プラットフォームが採用される。接着アルミ構造は軽量で剛性が高く、優れた性能と環境上の利点を備えている。この技術は従来、大量生産車で採用するのは困難とされていた。しかし、ポールスターのエンジニアチームは、ボディとプラットフォームの両方を同時開発するという新しい製造プロセスを見出すことにより、この課題を解決したという。
さらに、新しい素材と技術を導入することにより、ポールスター5のホワイトボディは、同車よりも小さな車よりも軽量と予想されるという。これが、航続や走行性能の向上にも貢献する。他社をリードする安全レベルを維持しながら、新しい接着アルミ構造によるプラットフォームは、開発の迅速化や品質の向上、プラットフォームの剛性アップにも役立つ。
ポールスターは、接着アルミ構造による新プラットフォームを採用することにより、4ドアのポールスター5が既存の2シータースポーツカーやスーパーカーよりも、優れるねじり剛性を実現する、と自負する。新しいプラットフォームを開発することにより、ポールスターはコンセプトカーのプリセプトに忠実な市販モデルを開発することが可能になった、としている。
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コンセプトカーだった時のデザインのままじゃないか!