BEVの欠点として、長距離ドライブ時の経路充電が上げられます。そこで先日、検証のために長野県・諏訪湖での仕事にe208で行ってみました。往復で550kmほどの道のりです。満充電で出発。その際の航続距離はエコモードで378km。約270km先の目的地には余裕で着けるはずです。ところが中央高速に乗って100km/hで巡航を始めた途端、みるみるうちに航続距離が短くなっていきます。理解はしていましたが、これには苦笑。
自宅から178km地点の双葉SA(下り)で充電しましたが、充電器とe208との相性が悪く、30分で8.6kwhしか入りません。何とか目的地まで到着しましたが、バッテリー残量は10%。仕事を終え翌日に帰路につきますが、当然、自宅までは走りきれません。アプリで急速充電器を探し、コンビニで充電。しかしまたしても相性が悪く、双葉SA下りと全く同じ充電量、仕方なく不安のまま中央高速に乗り、バッテリー容量が減ってきたので祈るような気持ちで、今度は上りの双葉SAで充電。幸い充電器との相性は良く(下りと別のメーカーの充電器)、ドンドン電気が入り、20分で80%まで充電されました。
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これ以上、急速充電器で充電しても効率が悪いので、そこで充電を止め、無事、帰宅することが出来たのです。やはり現状の日本の充電インフラではテスラなど、大容量、かつ充電量が担保されているBEVでないと遠出にはハードルが高いと実感しました。しかしフランス車はとくに充電器を選ぶ傾向があります。日本メーカーやドイツメーカーのBEVでしたら、もう少し利便性は高いと思われます。うれしいのは、BEVに乗った上で、改めてロータス・エリーゼに乗ると、MTを駆使してエンジン車を操る快感を再認識できること。当分、長距離はディーゼル車。仕事や近場はBEV。純粋に運転を楽しむ時はガソリン+MTと使い分ける生活になりそうです。
【プロフィール】
あんどうひろき/フリーアナウンサー。1967年、神奈川県生まれ、元TBSアナウンサー、現在は独立し、TBSラジオ「UP GARAGE presents GARAGE HERO’s ~愛車のこだわり~」、TOKYO MX「バラいろダンディ」、MBS「朝日奈央のキラめきスポーツ~キラスポ~」、テレビ東京「ミライの歩き方」、bayfm78「MOTIVE!!」など多くのテレビ、ラジオ番組で活躍。趣味・特技はモータースポーツ、クルマ全般、弓道、スキー。日本カー・オブ・ザ・イヤー(COTY)選考委員
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みんなのコメント
ハッキリ言えば、シティコミューターとしてしか使えないって事ですよね?