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READYMADE細川雄太×SCURRA For TAKUYA∞「エターナルドリームキャッチャー」が誕生。“唯一無二”のジュエリープロジェクトについて語る

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READYMADE細川雄太×SCURRA For TAKUYA∞「エターナルドリームキャッチャー」が誕生。“唯一無二”のジュエリープロジェクトについて語る

レディメイド(READYMADE)とダイヤモンドを扱うジュエリーブランド、スクーラ(SCURRA)のコラボレーションによる「エターナルドリームキャッチャー」が誕生した。UVERworldのボーカル・TAKUYA∞が依頼したアートピース「エターナル ドリームキャッチャー」の誕生秘話を、デザイナーの細川雄太、TAKUYA∞、そしてスクーラ代表の中坊進二氏の3人が振り返る。

偶然のようで必然

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きっかけは、TAKUYA∞がレディメイド(READYMADE)/セント マイケル(©SAINT Mxxxxxx)、そしてスクーラのファンだったことに始まる。デザイナーの細川雄太とスクーラ(SCURRA)代表の 中坊進二氏の2人をUVERworldの関西公演に招待したことをきっかけに、プロジェクトが動き出したのだ。ライブ後に食事をし、仕事の話をすることもなくただ人として惹かれ合ったのが最初の出会いだったという。「あのときは、まさか一緒にモノづくりをするなんて思っていませんでした」とTAKUYA∞は笑いながら話す。

プライベートでも親交を深めるなかで、TAKUYA∞は「雄太くんからはファッションのことをたくさん教えてもらっています。センスだけでなく、深い知識がある。相談すると、いつも的確な答えが返ってくるんですよ」と信頼を寄せる。また、TAKUYA∞はスクーラのジュエリーについても熱い想いを語っていた。「スクーラのダイヤモンドは129面カットなんです。ほかと比べて輝きが圧倒的。ライブ会場でも光の反射が段違い。会場の一番後ろの席まできらめきが届くんです。これに気づいたときはテンションが上がりましたね」と話す。そして、いつしか自然とコラボレーションがはじまった。

エターナル ドリームキャッチャーの誕生

その後約2年に及ぶ製作期間を経て誕生したのが「エターナル ドリームキャッチャー」だ。このアイテムは、ネイティブアメリカンに伝わる神秘的なお守り“ドリームキャッチャー”から着想を得ている。悪夢を払い、良き夢だけを掴むとされるこのモチーフに、“永遠”というテーマを重ね合わせた。

「実は1~2年前からジュエリーをデザインして欲しいって話をTAKUYA∞君からもらっていたのですが、全然思いつかなくて。でもある日、ふと目に入ったニール・ヤングのポスターからインスピレーションが湧いてきたんです」と細川は語る。「このジュエリーは、TAKUYA∞君っていうより“UVERworld”全体をイメージしてデザインしました。彼が持っている仲間への深い思いや、メンバーとの絆。そういうものを感じていたからこそ、“この人たちのために何かをつくりたい”と思えた」と続けた。

実際にジュエリーを見てみよう。まず目を奪われるのは中央に鎮座する球体だ。地球を思わせるそのフォルムは、回転する構造になっており、約2000粒、総計34.85カラットのダイヤモンドが360度隙間なく敷き詰められている。その周りを囲むアジャスター部分には、サファイアで描いた虹色のグラデーションが施されている。また、UVERworldの楽曲『EN』からのフレーズ“Change yourself more than you wish”(願う以上に自分で変えろ!)が刻まれたパーツに付け替えることも可能だ。

ジュエリーは“自分の機嫌”を整える表現手段

「ジュエリーは、自分の機嫌を整えるツールのひとつ」とTAKUYA∞は語る。心が揺れたとき、不調を感じるときでも、身に着けることで内側から力が湧いてくる。だからこそ、ライブのステージでも常にジュエリーを身にまとい、自己表現の一部としてきた。

一方、細川にとってのジュエリーは「空気みたいなもの」だという。「僕は寝るときもずっと外さないので、アンダーウェアよりも身につける存在ですね(笑)」と冗談まじりに語りながら、それが自身のライフスタイルにどれだけ深く根付いているかを強調した。またこの会話に参加していたスクーラ 中坊代表は、「想いをかたちに変えるためのメディア」として、素材や構造の制約を超えて、人の心を動かすものをつくる。そのために「できないとは言わない」精神で挑み続けることが、ものづくりの根幹だと語る。「ジュエリーは単なる装飾品ではなく、内面のエネルギーやストーリーを表現するもの。TAKUYA∞さんの情熱と向き合い、世界に一つだけのジュエリーを完成させることができたのは、まさに職人冥利に尽きる」と胸を張る。

新たなブランドの行方

「エターナル ドリームキャッチャー」は、世界で3本限定、価格は約1億5千万円で販売される。また、このプロジェクトをきっかけに、細川雄太×SCURRAによる 新ブランド「オルタナティブメイド」(ALTERNATIVEMADE®︎)を近日発表予定だ。

最後にTAKUYA∞は「ライブでもガンガン使っていきたいですね」と笑った。ステージの光を浴びながら揺れるそのジュエリーが、観るひとの心に火を灯す日も近いだろう。

写真・加藤彰人、文・吉田麻希子、編集・後藤昌平(GQ)

文:GQ JAPAN 吉田麻希子
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