フェルスタッペン、アタックには一定の自信も、ロングランには不安残る「やっぱりマクラーレンは速そうだ」

　レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、F1サウジアラビアGPの初日を終え、アタックラップは少し良くなったとしつつも、ロングランは依然厳しいと語った。

　フェルスタッペンはサウジアラビアGPの初日、FP1こそ9番手だったが、FP3ではマクラーレン勢に次ぐ3番手につけた。チームメイトの角田裕毅も、FP2でクラッシュしたものの、フェルスタッペンに近いパフォーマンスを発揮しており、今回のレッドブルはまずまずのパフォーマンスを発揮しそうだ。

　フェルスタッペンはアタックラップにはそれなりの自信を持っている様子。しかしロングランは依然として課題のようだ。

「今日はマシンにいくつか異なることを試し、異なる方向性を見つけるべく作業を進めた。今日のセッションから多くのことを学んだと思うけど、まだ目指すマシンの状態には至っていない」

　フェルスタッペンはチームのプレスリリースにそうコメントを寄せた。

「最終的には、自分のフィーリングで、マシンから何が得られるかを判断するしかないと思う。アタックラップは少し良くなったけど、ロングランはまだ厳しいと思う」

「バーレーンと比べると、グリップのレベルとマシンのセットアップは全く違うので、先週と比較するのはとても難しい。それでも、もっと速くしたいというのは明らかだ」

　フェルスタッペン曰く、今回もマクラーレンが速そうに見えるという。そのため、まだまだやるべきことが残っているとした。

「明日、どれだけ競争力があるかはまだ分からない。マクラーレンは非常に競争力があるように見える。まだやるべきこと、理解すべきことが少しあるので、様子を見てみよう」