走行9000km台 1996年式日産サファリ消防車 官公庁オークション出品 予定価格1万円

公有財産売却オークションに登場

栃木県鹿沼市の鹿沼市消防本部は、1996年式日産サファリベースの消防車をオークションに出品する。

鹿沼市（鹿沼市消防本部）では、紀尾井町戦略研究所株式会社が提供するインターネット公有財産売却システムを利用して、車両や物品を売却している。オークションには、全国の自治体から所有する消防車や救急車などが多数出品されている。

前回開催されたオークションでは、福井県鯖江市の所有する2003年式トヨタ・ランドクルーザーポンプ車が予定価格の20倍以上となる246万円の高値で落札されるなど、自治体がメンテナンス管理していた車両は人気となっている。

今回開催されるオークションの申込期間は2022年11月8日14時0分まで。入札期間は2022年11月22日13時0分から2022年11月29日13時0分までとなる。

今回鹿沼市消防本部からオークションに出品されるFGY60型消防車の初度登録は1996年3月。

4.16Lガソリンエンジン搭載の7人乗りMT車。走行わずか9696kmという点は魅力の1つ。

予定価格は1万円に設定されており、2022年11月15日に鹿沼市消防本部内にて下見が可能となっている。

なお、公有財産売却オークションは、入札形式でおこなわれる。通常のオークションのような「せり売り」方式ではなく、入札価格の登録は1度限りとなる。