スーパーGTの第4戦富士GT300kmレースの予選で、GT500クラスのポールポジションを獲得したのは、#8 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GTの太田格之進/大津弘樹組であった。
特に予選Q2を担当した太田のアタックは圧巻。2番手の#100 STANLEY HRC PRELUDE-GT(牧野任祐)に0.3秒もの大差をつけた。今季はスーパーフォーミュラでも圧巻の強さを見せている太田は、GTマシンでも速い。
【リザルト】8号車ARTAプレリュードがポールポジション獲得! GT300は新体制PONOSが驚速|スーパーGT第4戦富士:公式予選
太田は今回の結果を踏まえ、今季も強さを見せるシリーズ3連覇中の36号車(#36 au TOM’S GR Supra)をはじめ、強力なライバルに挑んでいけるポテンシャルを感じていると語った。
「HRCとチーム、そしてドライバーの意見を密に採って、そのピースをはめ込んでいくという作業をやってきた感じです。それがハマった結果かなと思います」
太田は予選後にそう語った。
「僕としては、それぞれのプロフェッショナルがそれぞれの部門を背負ってやっています。彼らのやっている仕事をリスペクトしていますし、信頼しています」
「細かいところを僕らが指示するようなことはないですし、次のレースまでに速いクルマを準備してください、その分僕らが速く走りますから……それだけなんです。そこには完全な信頼関係があります。だから心配はしていなかったですが、まさかポールポジションが獲れるとは思わなかった……というか、獲れてめちゃくちゃ嬉しいですね」
今季はここまで、開幕戦、第2戦と、王者36号車トムスが連勝。サクセスウェイトを物ともせず、圧倒的な強さを見せている。しかし太田曰く、出遅れはしたものの、ここから36号車らライバルに戦いを挑めるはずだと手応えを語る。
「今年から新しいチーム、新しいチーム名(HRCのワークス体制構築に向け、チーム名に”HRC”が入った)になったことで、それぞれの部門がすごく重圧を感じながらここまでやってきました。勝ちたいというよりも、勝たなきゃいけない、ポールを獲らなきゃいけない、一番速いマシンを作らなきゃいけない、勝てるクルマを作らなきゃいけない……そういうプレッシャーの中で、ドライバー、チーム、メーカーがやってきています」
「ちょっと出遅れましたけど、まだ3戦目です。この勢いでいけば巻き返せると思っています。楽しみですね」
「ポールポジションを獲れたことで、冬の間に開発してきたこと、ベースの車両のポテンシャルがあるということを再確認できました。テストでは13~15位というところだったのに、3レース目でもうポールポジションを獲れるところまできたんで、まだ上がっている最中だと思います。それが大事なんじゃないですかね」
「このままいけば、36号車をはじめ、強いチームに挑んでいけるポテンシャルは感じています。もちろん彼らは爪を隠しているでしょうし、ウェイトも重い中でやっていますから、楽観視はできません。でも、まずは良かったなと思います」
太田は”重圧”という言葉を使ったが、その重圧に押しつぶされそうな感覚はあったのか? そう尋ねると、太田はこう語った。
「僕は重圧で潰れるようなタイプではないですが、責任感は感じています。どのドライバーも全員レベルが高くて、本当にシビアなことをやっていますから、ひとりだけが何秒も速く走ることはできないです。そういう中で結果を出さなければいけないという気持ちだけは、ずっと持っていました」
「皆んなが頑張っていますけど、やっぱり結果しか見られない、みんなそれしか見ていない……当たり前なんですけどね。そんな中で前半戦のレースは、HRCとしてはすごく歯がゆかった」
「冬の間に頑張ってきたけど結果が出なくて、ほかの人たちからはネガティブなことを言われてきました。だからまずはそこをひっくり返さないといけなかったんです。最終的にそれを決めるのはドライバーだし、ポールを獲る、運転するのはドライバーなんです。そういう気持ちでやってきました」
「僕らはすごく良いコンビネーションでやっています。仲も良くて、絶対に勝とうという気持ちでやっています。最高のチームだと思います」
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みんなのコメント
ドライバーンなのにわかっていないみたい!!