「トミカ」発売50周年！自動車メーカーとのコラボやユーザーイベントなどファンには見逃せない企画が目白押し

タカラトミーは、ダイキャスト製ミニカー「トミカ」発売50周年を記念して、ユーザー参加型イベントの実施、記念商品の発売、アニメ化にともなうメディアミックス、さまざまな他業種とのコラボレーションなどを展開すると発表した。

「日本の子どもたちに国産車のミニカーで遊んでもらいたい」という想いのもと誕生した「トミカ」は、1970年8月18日に発売。実際に街を走っている車をモデルとし、新型車の登場や自動車のトレンドの変化にも合わせて時代とともに歩んできた「トミカ」は、これまでに1,050以上の車種を発売、累計販売台数は６億7,000万台を超えている（2020年1月現在）。

初代「トミカ」６車種ラインナップ

また、大人向けブランド「tomica」のライセンス展開や（2016年4月～）、「トミカ」最大級のイベント「トミカ博」（2000年～ 毎年全国7～9か所で開催）の実施、さらに「トミカ」専門店「トミカショップ」（2005年～ 現在全国で4店舗：東京店、横浜店、東京スカイツリータウン・ソラマチ店、大阪店）などを通じて、より多くの人が「トミカ」と接することができる場を提案している。

50周年記念として、まず注目したいのが、「トミカ50周年自動車メーカーコラボプロジェクト」。本田技術研究所、トヨタ自動車、日産自動車の自動車メーカー３社に協力してもらい、普段は実車のデザインを担当している各社のデザイナーに「トミカ」のためだけの特別な50周年デザインを考えてもらったという夢のような企画で、「トミカ」の中でも人気で、子どもたちの憧れである各社のスポーツカーをベースに、それぞれの車両に合うデザインを各社の社内コンペで決定。

第一弾には「Honda シビック TYPE R トミカ50周年記念仕様 designed by Honda」（4月発売）、第二弾には「トヨタ GR スープラ トミカ50周年記念仕様 designed by Toyota」（6月発売）、第三弾には「日産 GT-R トミカ50周年記念仕様 designed by NISSAN」（8月発売）が登場。また、それぞれのデザインで装飾された実車両も様々なイベントで登場するというから楽しみだ。

「Honda シビック TYPE R トミカ50周年記念仕様 designed by Honda」デザイン画像

「トヨタ GR スープラ トミカ50周年記念仕様 designed by Toyota」デザイン画像

「日産 GT-R トミカ50周年記念仕様 designed by NISSAN」デザイン画像

さらに、10月には「トミカ50周年ファン感謝祭」を開催予定。事前に投稿形式のフォトキャンペーン「TOMICA FAN AWARDS」を実施し、入賞者を「トミカ50周年ファン感謝祭」のステージイベントに招待するという。

ステージイベントでは、「TOMICA FAN AWARDS」授賞式や特別なステージショーを実施。誰でも参加できる「TOMICA FAN MUSEUM」を同時開催し、「TOMICA FAN AWARDS」の作品や、50周年記念の実車展示、特別フォトスポットなどを通して、「トミカ」50周年の歴史を振り返ることができる。

そのほかイベントとしては、「トミカ」50周年の展示・物販イベント｢トミカ50th サンクスフェス｣をイオンレイクタウン kaze、三井アウトレットパーク 木更津、東京スカイツリータウン・ソラマチなどの商業施設で開催。

50周年関連商品としては、1970年に発売した初代のトミカ６車種を現在の「トミカ」に合わせた仕様・金型で再現した「トミカ50周年記念コレクション」（発売中）のほか、この半世紀の「トミカ」の軌跡をたどり10年ごとに“今でも印象的な一台”をセレクトした「トミカ50周年ヒストリーセレクション」が２月発売の「1970 –1979 Vol.1」から12月発売の「2020 Vol.6」まで、年間全6台を偶数月ごとに書店にて発売。

「トミカ50周年記念コレクション」

加えて、「トミカプレミアム RS トヨタ 2000GT」や「トミカリミテッド ヴィンテージ ネオ」シリーズなども発売される。

ほかにもまだまだ、50周年を彩る企画は目白押しで、4月には「トミカ」がテーマのテレビアニメを放送開始するほか、はとバスやロッテなどさまざまな企業やブランドとのコラボレーションも行なわれるということなので、実に楽しみだ。

©TOMY

関連情報
https://www.takaratomy.co.jp/products/tomica/sp/50th/

構成／立原尚子