現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 【ホンダの底力2026】勝ち技03_タイプR[CIVIC TYPE R]の速さと実力はニュルブルクリンクで実証済み。レース現場で鍛え上げられ続ける「赤バッジ」の未来は明るい

ここから本文です

【ホンダの底力2026】勝ち技03_タイプR[CIVIC TYPE R]の速さと実力はニュルブルクリンクで実証済み。レース現場で鍛え上げられ続ける「赤バッジ」の未来は明るい

掲載 17
【ホンダの底力2026】勝ち技03_タイプR[CIVIC TYPE R]の速さと実力はニュルブルクリンクで実証済み。レース現場で鍛え上げられ続ける「赤バッジ」の未来は明るい

FF世界最速を目指した本気の1台。エンジン屋の面目躍如

タイプRはホンダのスポーツスピリットの象徴。エンジン屋であるホンダの、いま最もホットなエンジンは、現行シビック・タイプRに搭載されるK20C型2ℓ直4VTECターボである。

【最新モデル評価】最新シビック・タイプRはFF世界最速の称号を獲得。「赤バッジ」は速いホンダの象徴である!

K20C型は世界の2ℓターボの中でも魅力と実力が傑出している。スペックは330㎰/6500rpm、420Nm/2600〜4000rpmを誇り、FFホットハッチ(過激なハッチバック車)最速の1台として世界に君臨するのがシビック・タイプRである。

タイプRは自動車開発の聖地といわれるドイツ・ニュルブルクリンク北コースの常連だ。ニュルは山岳地帯の4つの村と国道を繋げた道幅狭く過酷な1周約23㎞の走りの舞台。世界的な24時間レースを行うサーキットでもある。

このニュルではFFホットハッチ最速の座を日独仏メーカーが競っている。現行シビック・タイプR(7分44秒881)は直近までトップだった。“だった”とは地元の面子で首位奪還に燃えるVWゴルフGTIエディション50(7分44秒523)に僅差で奪われたからだ。

現行シビック・タイプRの魅力はもちろんエンジンと、それを活かすハンドリング、そして速さと豪快さと安定性を含むシャシー性能にある。標準ボディから左右に90㎜も拡大されたオーバーフェンダーと前後のスポイラーは迫力たっぷり。フェンダーぎりぎりに収まる265/30ZR19タイヤはフットワークとグリップ力に優れ、低中高速のどの速度域でも操作に忠実に曲がり安定する。高度な操縦性もエンジンを活かす性能であり、伝統の“赤バッジ”を担うホンダ車の勲章となっている。

現行シビック・タイプRはデビューと同時に耐久レース、ENEOSスーパー耐久シリーズに参戦した。デビュー翌年の2023年は、第1戦から速さを見せ優勝。だが同時に初期にありがちのトラブルにも見舞われ下位に沈むレースもあった。シリーズは最終戦までチャンピオン争いがもつれた。もちろんシビック・タイプRもその争いに加わっていたのはいうまでもない。そしてハリウッド作家でも思いつかない展開。まるで世界の運をすべて独り占めしたかのような大ドンデン返しで、本格デビュー年にシリーズチャンピオンに輝いた。

その実績もありシビック・タイプRは出場台数を増やす。レースという待ったなし、極限の状況で酷使され、壊れたら直す。壊れた部分は、対策され、強化してメーカーのノウハウとして蓄積。これを重ねてさらに速く、強いタイプRへと進化、成長を続けている。

今後のタイプRはどうなるのか? 深くはわからないが、TAS(東京オートサロン)でお披露目したHRCのシビック・タイプRコンセプトカーはひとつの方向性だろう。走りの要素として速くなる、という成分を含んでいる。

この伝統の“赤バッジ”は今後、どう成長していくのだろう。現在ホンダはe:HEVをさらに速く、強く、耐久性も含めて鍛えている。すでにシビックe:HEVを使い耐久レースに参戦しているのだ。

遡ること5年前、もてぎのEnjoy耐久レースにフィットe:HEVで参戦した。それを3年続けてフィットRSが誕生する。シビックe:HEVも今年で3年目を迎えて、S+シフトを備えたシビックRSをリリースした。e:HEVのレーシングカーはエンジンの発電力、モーターパワー、バッテリーの冷却などが速さを生むカギ。ひとつが進化すると、別の弊害が起こり、それを解決するを繰り返して確実に速さと耐久性を増してきた。ハンドリングは抜群。バッテリーによる低重心化とモータートルクと回生による減速が前輪にのみ加わる走行特性に驚く。コーナリング性能が飛躍的に高まるのだ。

個人的にはSH-FWD(スーパーハンドリング前輪駆動)かと思うほど旋回しやすい。しかも立ち上がり加速の鋭さでエンジン車を圧倒する。なぜ断言できるのか、Enjoy耐久チームに筆者も参加させてもらっているからだ。

自他ともに認めるエンジン屋のホンダだが、エンジンとモーターが「共調」するとさらに驚愕の力が生まれる。伝統の「赤バッジ」の未来は明るい!! ボクはそう信じている。

文:カー・アンド・ドライバー 桂伸一
【キャンペーン】お得に給油!第1・3金土日はガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録&特定情報の入力)

こんな記事も読まれています

米国で最も売れている“MTだけのホットハッチ”が進化! ホンダ「シビック タイプR」に2027年モデル登場 “30周年の節目”を前に何が変わった?
米国で最も売れている“MTだけのホットハッチ”が進化! ホンダ「シビック タイプR」に2027年モデル登場 “30周年の節目”を前に何が変わった?
VAGUE
こんなに楽しいEVあった!? 走りのプロ3人が高評価!! ホンダ「スーパーワン」の実力を徹底採点
こんなに楽しいEVあった!? 走りのプロ3人が高評価!! ホンダ「スーパーワン」の実力を徹底採点
ベストカーWeb
機能を理解してから好きになったスタイリング ホンダ・プレリュードと過ごした夏(4) 白眉はS+シフトの制御【日本版編集長コラム #102】
機能を理解してから好きになったスタイリング ホンダ・プレリュードと過ごした夏(4) 白眉はS+シフトの制御【日本版編集長コラム #102】
AUTOCAR JAPAN
水平対向6気筒の最高峰グランツアラー! ホンダ「ゴールドウイング」2027年モデルの北米仕様は全5バリエーション【海外】
水平対向6気筒の最高峰グランツアラー! ホンダ「ゴールドウイング」2027年モデルの北米仕様は全5バリエーション【海外】
webオートバイ
ホンダ「シビックタイプR」改良モデル 米国で発表 顔面刷新&シートヒーター初採用、日本導入はいつ?
ホンダ「シビックタイプR」改良モデル 米国で発表 顔面刷新&シートヒーター初採用、日本導入はいつ?
くるまのニュース
「カッコよすぎじゃないですか?」米国ホンダのSUV『パスポート』、2027年日本導入にSNSでは期待の声
「カッコよすぎじゃないですか?」米国ホンダのSUV『パスポート』、2027年日本導入にSNSでは期待の声
レスポンス
ホンダのハイブリッドは「燃費がいい」だけじゃ終わらない!! 将来のハイブリッドタイプRもありえるか!?
ホンダのハイブリッドは「燃費がいい」だけじゃ終わらない!! 将来のハイブリッドタイプRもありえるか!?
ベストカーWeb
ホンダのスポーティ軽ワゴン「N-ONE RS」最新モデルとは? 今でも「6速MT」で操れる爽快仕様
ホンダのスポーティ軽ワゴン「N-ONE RS」最新モデルとは? 今でも「6速MT」で操れる爽快仕様
くるまのニュース
ベストセラー車の秘密! N-BOXとプリウスの売れてる理由と意外な弱点とは
ベストセラー車の秘密! N-BOXとプリウスの売れてる理由と意外な弱点とは
ベストカーWeb
N-BOXより19万2500円安い!! N-WGNは日常使いの賢い選択か?
N-BOXより19万2500円安い!! N-WGNは日常使いの賢い選択か?
ベストカーWeb
N-BOX JOYまさかの「星1つ」!? プレリュードとZR-Vも割高? 最新「特別仕様車」をコスパの鬼が採点
N-BOX JOYまさかの「星1つ」!? プレリュードとZR-Vも割高? 最新「特別仕様車」をコスパの鬼が採点
ベストカーWeb
ホンダ、次世代ハイブリッド「Honda Hybrid」搭載車を15車種投入…2027年からグローバル展開へ
ホンダ、次世代ハイブリッド「Honda Hybrid」搭載車を15車種投入…2027年からグローバル展開へ
レスポンス
ホンダが次世代「ハイブリッド」発表 27年から世界展開、15車種に搭載へ
ホンダが次世代「ハイブリッド」発表 27年から世界展開、15車種に搭載へ
くるまのニュース
RSとクロスターはe:HEV専用に!! フィットからガソリン車が減ったワケ
RSとクロスターはe:HEV専用に!! フィットからガソリン車が減ったワケ
ベストカーWeb
HRC版はまだか!? 日本を尻目に北米版「シビック タイプR」が足まわり改善の激熱マイチェンを実施
HRC版はまだか!? 日本を尻目に北米版「シビック タイプR」が足まわり改善の激熱マイチェンを実施
WEB CARTOP
スズキが次世代ハイブリッドや新たな技術戦略を一挙公開! 軽量化や開発期間半減がカギに
スズキが次世代ハイブリッドや新たな技術戦略を一挙公開! 軽量化や開発期間半減がカギに
くるまのニュース
2027年に日本導入、米ホンダのSUV『パスポート』、「トレイルスポーツ」がオフロード性能を大幅強化
2027年に日本導入、米ホンダのSUV『パスポート』、「トレイルスポーツ」がオフロード性能を大幅強化
レスポンス
四輪事業で苦戦のホンダ、三菱自動車からタイ生産の『トライトン』をOEM供給へ[新聞ウォッチ]
四輪事業で苦戦のホンダ、三菱自動車からタイ生産の『トライトン』をOEM供給へ[新聞ウォッチ]
レスポンス

みんなのコメント

17件
  • 松風
    N-BOXやミニバンに赤バッチは痛いから止めて欲しい。
  • hss********
    かつて、世界最速の中の一台を所有し、世界最速のバイクを所有、現在はFF最速のタイプRを所有している。
    速い車を所有するのは男のロマンである。

※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

618 . 0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

98 . 8万円 ~ 1100 . 0万円

中古車を検索
ホンダ シビックタイプRの買取価格・査定相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

618 . 0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

98 . 8万円 ~ 1100 . 0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村