メルセデスは、先日シルバーストン・サーキットで行なわれたF1 70周年記念GPの際に、前後タイヤのブリスターに苦しんだ。その結果、レッドブル・ホンダ+マックス・フェルスタッペンにまったく太刀打ちできず、今季初の敗北を喫している。
その苦戦の原因は、サーキットの気温と路面温度が高くなったこと、そしてその1週間前に同じシルバーストンで行なわれたイギリスGPよりも1段階柔らかいタイヤが持ち込まれたことにあった。そしてその時よりは1段階硬いタイヤになるものの、同じく灼熱の条件で行なわれるであろうスペインGPでの苦戦も、チームは予想していた。
【動画】2020F1第6戦スペインGPフリー走行2回目ハイライト
実際、初日の2回のフリー走行を終えた後、メルセデスのルイス・ハミルトンは、レッドブルのロングランでのペースを警戒している旨を語っていた。
メルセデスのテクニカルディレクターであるジェームス・アリソンは、金曜日の走行について発言。シルバーストンで苦戦した原因についての分析に基づいた走行プランを組み立てていたと語った。
「シルバーストンで、なぜリヤタイヤのブリスターがそれほど酷かったのか、それを理解するために、ファクトリーで1週間を費やした。そして今週末のセッティングを確かなモノにするということを考慮し、状況を改善しようとしていた」
そうアリソンは語った。
「今日のプログラムは、その分析が実を結んだかどうかを証明することに基づいて構築された。我々は3つのコンパウンド全て、そしてアタックランでもロングランでも、そしてこの非常に高温で空力面に対する要求の多いコースで、タイヤを適切に労われるようにしている」
アリソンもハミルトン同様、レッドブルの脅威を指摘したが、シルバーストンよりもうまくタイヤを使えていると自信を持っているようだ。
「1周のラップタイムでは、我々はかなり優位だった。しかしレースでは接近戦になるだろう」
そうアリソンは語った。
「ロングランで見れば、我々とフェルスタッペンは、かなり近いペースだった」
「プラスの面は、タイヤの温度がシルバーストンの時よりも良いように見えるということだ」
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