注目の車名はスペチアーレを採用
フェラーリは4月29日、296シリーズのハイスペックモデルとして『フェラーリ296スペチアーレ』、『フェラーリ296スペチアーレA』を発表した。こちらはそれぞれ、296GTB、296GTSをベースとしている。
【画像】296GTB>Sのハイスペック版!296スペチアーレ&スペチアーレA登場 全24枚
これまでフェラーリはV8モデルにスペシャルモデル(スペチアーレ)を用意してきた。具体的には以下の通りとなる。
360モデナ→チャレンジストラダーレ(2003年)
F430→430スクーデリア(2007年)
F430スパイダー→スクーデリア・スパイダー16M(2008年)
458イタリア→458スペチアーレ(2013年)
458スパイダー→458スペチアーレA(2014年)
488GTB→488ピスタ(2018年)
488スパイダー→488ピスタ・スパイダー(2018年)
フェラーリ初のV6モデルである296はGTBがクーペ、GTSがオープンとなっており、それに対する車名のつけ方が注目されたが、今回は458で採用したスペチアーレとなった。注目はパワーユニットとエアロダイナミクスだ。
296チャレンジの技術をフィードバック
ワンメイクレースカー『296チャレンジ』から、エンジンの制御マップとブーストストラテジーを取り入れ、チタン製コネティングロッドを採用。ピストンの強度を引き上げ、クランクシャフトを軽量化した。また、F1由来のノックコントロールシステムも加わり、2992ccのV6ツインターボは37psアップの700psに到達。電気モーターも23psアップの180psまで引き上げられ、合計が830psから880psへと高まった。
また、ダウンフォースは車速250km/hで435kgを発生。これは296GTBよりも20%増加しており、296チャレンジでテストした結果だという。エクステリアを観察すれば、前後バンパーデザインは大きく変化しており、フロントボンネットにはエアロダンパーが、リアには可動式スポイラーが組み込まれている。
296スペチアーレは各部にカーボンパーツが採用されていることからも見受けられるように、60kg軽量化した1410kgを実現。パワーウェイトレシオはわずか1.6kg/psだ。296スペチアーレAは車重が1490kgとなり、パワーウェイトレシオは1.69kg/psとなる。
基準となるフィオラノ・サーキットのラップタイムは、296スペチアーレのみ1分19秒と発表された。今後も続報あればレポートしたい。
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