今週末行なわれるF1第5戦マイアミGPでは、DRS区間が2022年と比較して短く設定されることになった。アストンマーチンのフェルナンド・アロンソは、この決定を支持する側についている。
DRS区間の短縮は、2022年シーズンにいくつかのコースでDRSを利用したオーバーテイクが簡単になりすぎていた場面があったためだ。
■2年目のF1マイアミGP、DRS区間ふたつが短縮へ。同様の措置が取られた前戦アゼルバイジャンではドライバーから批判の声
変更があったのはマイアミGPが初めてのことではなく、前戦アゼルバイジャンGPでもDRS区間が短縮された。ただ、アゼルバイジャンGPではオーバーテイクが難しくなったとして、ドライバーからは批判的な声も出ていた。
そうした中、続くマイアミGPでもDRS区間の短縮が行なわれる事になったわけだが、アロンソはFIAの決定を支持する立場を示している。
「僕は彼らを支持するよ」
「ここ(マイアミ)は昨年最も(オーバーテイクが)簡単だったコースらしいから、FIAもDRSを短縮したんだろう。バクー(アゼルバイジャン)も昨年は簡単すぎるコースの1つだったから、彼らはDRSを短くしたんだ」
「ルイス(ハミルトン/メルセデス)がDRSが短すぎると言っていたのは知っているけど、僕からすればダウンフォースが大きい彼らにとっては短かったんだろう、といったところだ。その一方でレッドブルにとっては長いモノだったろうね」
「スタート/フィニッシュラインで(マックス)フェルスタッペンはルクレール(シャルル・ルクレール/フェラーリ)を追い抜いて、ターン1に向けてアウトサイドでブレーキングに入っていた。つまり、あの(レッドブルの)クルマに乗っていれば(DRS区間は)十分なモノだったんだ。他のクルマでは、短すぎたかもしれないね」
「DRSの短縮はFIAが昨年のレースを例にして計算した結果だと思う。バクーとマイアミはオーバーテイクのしやすさでは上のほうだったんだ」
「だから彼らもDRS区間を短くしたんだ。今年どうなるか様子を見てみよう。予想するのは難しいけどね」
そしてアロンソは、2022年から導入されたグラウンドエフェクトカーの規定に従ってマシン開発が進むに連れて、先行するマシンに追従することが難しくなっていると語った。
「今年はマシンについていくのが少し難しくなっているようなのは事実だ。100%正しいよ。でもレッドブルはDRSが長すぎると考えているし、どのマシンに乗っているか次第だ」
なお”グラウンドエフェクトカー”が正しい方向なのかと聞かれた際、アロンソはまだ判断を下すには早すぎると答えた。
「いい質問だ」と、アロンソは言う。
「マシンの追従という点に関しては、期待が高まっていたと思うし、互いに接近することについても期待されていたと思う。でも分からない。僕らにはもう少し時間が必要だ」
「レッドブルがあれほど先行していなかったら、コンマ1,2秒で3~4チームが戦うとても興味深い事になっていただろうし、新ルールは成功だと言っていたかもしれない」
「だから数年後にそうなる話かもしれないし、ルールがもっと安定した時の話かもしれない。もしかすると2026年にまた全てが変わるかもしれない!」
さらにアロンソはレッドブルを除く後方はタイトな争いとなっているため、オーバーテイクが容易ではなくなっていると説明しており、更に今でも前のクルマに追従するとタイヤがオーバーヒートしてしまうことも、理由の1つだろうと推測を語った。
「タイヤの可能性もある。前のマシンについていくと、まだかなりオーバーヒートしてしまうんだ」
「だから、先方のクルマに接近するときには、よく考えて決める必要がある。それが問題なんだ」
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