蒲生尚弥がスーパーGT第4戦を急遽欠場。LEON PYRAMID AMGは篠原拓朗のみで決勝出走へ

　静岡県の富士スピードウェイで行われているスーパーGT第4戦富士大会にエントリーしているLEON PYRAMID AMGは、予選後に蒲生尚弥が体調不良に見舞われたため、8月6日13時45分から予定されている決勝レースを篠原拓朗のみで戦うことを決定した。

　現在GT300のランキング5位につけている蒲生／篠原組は、5日に行われた予選では72kgというサクセスウエイトを背負いながらも、蒲生がQ1・A組を見事に突破。Q2では篠原が13番手につける健闘を見せていた。

　しかし予選後の5日夜になって蒲生が発熱。6日朝、チームは蒲生の欠場を決定したという。

　決勝直前、チームを率いる黒澤治樹監督は「昨日、蒲生が発熱しました。走らせることによって脱水症状が起きたり、意識が朦朧としてしまったりする可能性もあり、他のチームに迷惑をかけることにもなりかねませんので、今朝、チームとして判断を下しました」と経緯を説明した。

「本当に応援していただいているファンの皆様には大変申し訳ないですし、チームとしても管理していかなければならない部分だとは思いますが、なにぶん体調に関わるところなので難しい部分もあり……今後は気をつけて、二度とこういうことが起こらないようにしたいと思います」

　決勝には篠原のみが出走するが、レギュレーションで許される『当初のレース距離の2／3』まで走ったところで、リタイアを選択する見込みだ。

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