米日産、アルティマの大幅改良モデルを披露

日産自動車のアメリカ現地法人は現地時間22日、アルティマの2016年モデルを披露した。ビッグマイナーチェンジにあたる今回の改良では、内外装に大幅なデザイン変更を施した。

エクステリアは、“Vモーショングリル”に象徴されるように、各部に大胆な造形やラインを取り入れている。特にフロントまわりはヘッドライト、バンパー、フェンダー、ボンネットをすべて変更し、先に登場したムラーノやマキシマに共通する、新しい日産車の表情を作り出している。

リアもバンパー、トランクリッド、コンビネーションランプを一新するなど、マイナーチェンジとしては大掛かりな変更を加えている。

日産の発表によればこのデザイン変更により空力性能は約10％向上し、Cd値は0.29から0.26へと改善しているとのこと。主にアクティブグリルシャッターやフロントフェイスそのものの形状、そして床下の整流カバーが空力性能の向上に貢献しているとのことだ。

インテリアもセンターコンソールやフロントシート、ドアパネルなどを新しくするとともに、7インチと5インチのモニターを取り入れ、使い勝手を向上させている。さらにグレードによってはステアリングやシート、ドアパネルにブルーのアクセントを取り入れ、スポーティな雰囲気を演出している。