10月18日、大分県日田市のオートポリスで2025年スーパーGT第7戦『AUTOPOLIS GT 3Hours RACE』の予選が行われ、佐々木大樹と三宅淳詞がドライブする3号車Niterra MOTUL Zが、GT500クラスのポールポジションを獲得した。NISMOの姉妹車である23号車MOTUL AUTECH Zを抑えてポールシッターに輝いた両名は、セッション後に実施された会見で現在の心境と明日に控える3時間レースに向けた意気込みを語った。
■三宅淳詞 Q1担当タイム:1分32秒638(2番手)
スーパーGT第7戦オートポリスの公式予選でアクシデントに見舞われたGT300の2台の状況は。BRZは決勝の追い上げ目指す
──いまのお気持ちは。
「率直にうれしいです。今朝の走り出しから結構難しいコンディションで、予選Q1も雨が降ってくるのか・降らないのか、みたいなところだったのですが、チームの皆さんが落ち着いてサポートしてくれました」
──予選日を振り返って。
「Q2に関しては、セッション後半にタイムを出す作戦でした。その後半で雨量が増えたので、見ているほうとしては『ちょっと厳しいのかな』と思ったのですけど、そんななか、佐々木選手がセクター3でめちゃくちゃ速いタイムを出してポールポジションを獲ってくれたので、感動しました」
「これまで予選は上位につけても、なかなか結果が残せなかったりなど、チームとしても今年は本当に苦しかったです。今回はまだ予選ですが、このポールポジションはチームにとって、すごく意味のあるものだと思います」
──明日の決勝に向けて。
「昨年の3時間レースも荒れていた印象があるので、今年も難しくて荒れるのかなと思いますけど、どんな場面でも、本当に強くミスなく戦えるようにしたいです。3号車らしく落ち着いて戦えることができれば、絶対に優勝できると思います。また、この会見場に来ることができるようにチームの皆さんと頑張ります」
■佐々木大樹 Q2担当タイム:1分39秒460(ポールポジション)
──目に光るものがありました。
「今年一年は予選が良くても決勝の結果につながっていない部分があり、第4戦以降は決勝にも自信があったのにうまく噛み合わなくて……。それでも、メカニックさんたちがすごく頑張ってくれていたので、少しでも良い順位が欲しかったです。予選は雨になりましたが、僕としては本当にフルプッシュするしかありませんでした」
「ここでポールポジションを獲れなかったら、『もうレースをやめようかな』と思うくらい、自分の人生を懸けていた予選でした」
──ピットへ戻ってきたときに順位を知らされていなかったようですが。
「ポールポジションのときこそ、『おおー! 1位だよ!』と盛り上がってくれればいいのに、全然無線が入ってこなかったんです。ピットに帰ってきたときにカメラマンの皆さんが待っていたので『あれ? これ24号車のときに見た光景だな』と思っていたらポールポジションだと言われて『なんだよ~!』って(笑)」
「いつもだと『何位だよ』というような無線が入るのですが、今回は何もなくて『なんで1位のときは言ってくれないのかな?』とは思ってしまいましたね」
──改めていまのお気持ちを。
「悔しい思いをすることが続いていたので。本当にうれしいです。メカニックさんもみんな知っていますし、いろいろと大変ななかで本当に皆が頑張ってくれたので、そこが本当にうれしいです。それに応える良いアタックができたと思います。これも皆の力だと思います」
──明日の決勝に向けて。
「前回の第6戦SUGOの決勝レースはすごく面白かったですよね。個人的に、僕も最後の争いは見ていて面白かったです。やはり、スーパーGTはそういった面白いレースだと思っていますし、自分たちもレースを面白くするために一生懸命走っている部分もあります」
「明日に関しては『面白くなかったな』と言われるくらいにぶっちぎりたい気持ちはありますが、3時間レースは本当に何が起こるか分かりません。自分たちの精いっぱいをチームと出し切って、優勝できるように頑張りたいと思いますので、応援よろしくお願いします」
[オートスポーツweb 2025年10月18日]
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