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「何あのクルマ?」の視線が突き刺さる! 「目立ちまくる」こと必至の2桁万円の「激レア」個性派クルマ4選

 この記事をまとめると

■誰もが振り向くデザインのクルマをピックアップ

マニアすらも驚くレアっぷり! しかも安くてイケてる「脱定番」旧車4選

■目立つデザインながら二桁万円で手に入る魅力的なモデルを厳選

■これから相場が上がる可能性もあるので今がチャンスだ

 誰もが振り向く奇抜さながらお手頃に手に入るマシンを紹介

 新型コロナウイルスや半導体不足の影響もあり、新車の供給不足がもはや日常となっている昨今。その需要を満たすために中古車価格が上昇している。とくにレア度の高いネオヒスと呼ばれる1980~1990年代のモデルは軒並み価格が急上昇中だ。

 もはやネオヒス世代には、リーズナブルなモデルは皆無ともいえる。

 ならば狙い目は2000年代の中古車だろう。さすがに先進安全装備はまだついていない時代だが、SRSエアバッグやABSといった安全装備は増えてきた時代のモデルで、日常使いする際の安心感もある。

 とはいえ、2000年代のクルマはまだまだ街で見かけることも多く、没個性になりがちと思うかもしれない。

 いやいや、そうとは限らない。さほど古くなくとも個性をアピールするに十分なレアモデルはいくつも存在している。しかも価格的にもまだまだ手頃なのが魅力だ。そんな2000年代モデルのなかから二桁万円で手に入れることができる個性的なモデルを紹介しよう。

 個性的なモデルといえば、イタフラを連想する人も多いだろう。まず、フレンチカーからピックアップしたのは、2005年に本国デビューした「プジョー1007」だ。写真を見ても、どこか違和感を覚えないだろうか。ドアハンドルとレールの存在に気付けば、このクルマはスライドドアだけを備えたコンパクトハッチバックであることがわかる。

 かつて、日本ではスズキ・アルトにスライドドア仕様のハッチバックが存在していたので1007が初めてというわけではないが、全長3.7mというコンパクトなボディでスライドドアを開けて、前席・後席に乗り込むという導線はユニークそのもの。その後継モデルが出ていないということは市場に受け入れられなかった証左ともいえるが、だからこそ1007だけのチャームポイントとなっている。

 エンジンは、1.4リッターと1.6リッターでトランスミッションは5速AMT。多少クセはあるが、スタイリングのインパクトに比べれば、ずっとオーソドックスなメカニズムといえよう。そんな1007は新車時には300万円前後だったが、現在の中古車相場は40万円前後といったところで、手が出しやすい価格帯となっている。

 プジョーといえば、同門のシトロエンはさらに個性的なブランドというイメージが強い。1007と共通のパワートレインを積んだシトロエンC3プルリエルは、まさに期待以上にユニークかつオリジナリティの強い一台だ。

 その特徴はルーフまわりにある。一見すると大きく開くキャンバストップに見えるが、キャンバス部分を完全収納したフルオープンも可能。さらに、左右のアルミ製ピラーを取り外すと開放感あふれるスパイダー状態になる。このピラーは片側12kgもあって、その脱着作業はすべて人力によるためひとりで作業するのは至難の業だろう。

 さらに、取り外したピラー部分は車体に収納することはできないため、スパイダーモードで走行中に雨が降って来た場合は、あきらめて雨宿りをするか、急いでピラーを置いてあるガレージに戻る必要がある。その意味でもフルオープン状態にするハードルは世界一高いといえるかもしれない。

 それにしても、こうした変幻自在ぶりは「プルリエル(フランス語で複数の意)」というサブネームにふさわしい。

 これだけクセの強いモデルだけに販売台数も少なめで流通する中古車も少なめだが、だからといって希少価値から極端に値段が上がっているというわけではなく、75万円前後という常識的な相場を形成している。何かのきっかけでブームになると価格上昇は確実といえるレアモデルだけにいまが狙い目かもしれない。

 いまが狙い目! 国産の変わり種マシン

 さて、個性的なモデルは欧州車の専売特許というわけではない。日本独自の軽自動車カテゴリーにも、2000年代にはユニークなモデルが存在していた。

 たとえば、ダイハツ・ネイキッド。FFプラットフォームをベースにしたクロスオーバーSUVテイストという商品企画的には、現行ラインアップにあるタフトのルーツといえる存在だが、なによりユニークだったのは、その外観だ。

 ドアヒンジやバンパー、グリルなどを固定するネジ部をあえてむき出しにすることで着せ替えが簡単にできるという楽しみ方を提案していた。さらに、ドアパネルの形状は前後で共通(窓枠の形は異なる)としているのもユニークの極みといったところで、この外観に惚れてしまえば、ほかに選択肢はないというくらい指名買い系モデルだった。

 全高は1550mmと、いわゆる立体駐車場に対応するサイズで、トップグレードには直列3気筒ターボも用意したネイキッドは、新車価格は割高な印象もあったが、中古車相場は年式なりに落ち着いていて、いまなら30~40万円で見つけることができる。古臭さを感じない外観は、ノーマルで乗るもよし、コンセプト通りにカスタムを楽しむのもよしのマルチプレーヤー的モデルだ。

 ひそかに価格上昇の気配を感じさせる、いまのうちに手に入れておきたい2000年代のカルト的軽自動車がスズキ・ツインだろう。

 全長2735mmと軽自動車規格の3400mmを大幅に下まわるショートボディは、小まわり性能を最優先したシティコミューター的コンセプトから生まれたことを示す。シートも2シーターで、リヤはガラスハッチが開くのみで、ゲートを用意しない純粋な2ドアクーペとなっている。

 パワートレインはハイブリッドと純ガソリンエンジン仕様を用意していたが、いま中古車として流通しているのはほぼガソリンエンジン仕様といっていいだろう。相場観としては50万円前後で、新車価格が60~80万円程度だったことを思うと、プレミアムな価格になりつつあるといえる。とくにMT車はレアなため、コンディション次第では新車価格を超えてしまっていることもあるようだ。

 それでも、いまなら流通している台数も多く見つけやすい。2シーターというのはオーナーを選ぶが、セカンドカーとして置いておくにもスペースは最小限で済む。小さいことで個性を発揮できる稀有な存在で、通っぽく目立てること請け合いの一台だ。

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