フォーミュラカーに乗りたい。これはF1ファン、モータースポーツファンが一度は夢見たことではないだろうか。しかしーーあなたの夢は何ですか?ーーそう聞かれた時、それが咄嗟に脳裏に浮かんだ人はそういないだろう。無理もない、それはあまりに現実的ではないからだ。
先日、トムスが『トムス・フォーミュラ・カレッジ(TFC)』なるサービスを開始することを発表した。フォーミュラカーをドライブしたいという人の夢を叶えるため、走行体験をはじめとしたサービスを展開するという。参加費用は6万6000円~。フォーミュラカーに乗ることが現実的ではなかった人たちにとっても、その“夢”が手の届くところまで降りてきたのだ。
■F4マシン使ったフォーミュラ体験『トムス・フォーミュラ・カレッジ』の夏休みスペシャルがもてぎで開催!
このTFCの先行体験会に、小さい頃からのF1好きであるmotorsport.com編集部員が参加した。体験会の1週間前に運転免許を取得したばかりであり、教習所の“仮免許”以外では公道で車を走らせた経験は一切なし。類を見ない形で、長年の夢であったフォーミュラカーデビューを果たすことになった。
体験会当日、富士スピードウェイのP7駐車場に鎮座していたのは、赤と青にそれぞれ塗られた2台の『DOME F110』。DOME F110と言えば、スーパーGTと併催されている『FIA F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP(FIA F4)』で使用されているマシンだ。
FIA F4は、F1、F2、F3……と続くフォーミュラカー選手権のピラミッドでは下層にあたる、いわゆる“入門カテゴリー”で、明日のプロを目指す若手ドライバーや、アマチュアの“ジェントルマンドライバー”がこの車両を駆って参戦している。現在スーパーGTやスーパーフォーミュラで活躍している坪井翔や宮田莉朋は、トムスからFIA F4に参戦してチャンピオンを獲得しており、現在アルファタウリからF1に参戦している角田裕毅も、ここで王者に輝いた後、ヨーロッパへと巣立っていった。
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