WEC(世界耐久選手権)第2戦イモラ6時間レースは、ハイパーカークラスはAFコルセの51号車フェラーリ499P(アレッサンドロ・ピエール・グイディ/ジェームス・カラド/アントニオ・ジョビナッツィ)がポールトゥウィン。LMGT3クラスはマンタイ・ファースト・フォームの92号車ポルシェ(ライアン・ハードウィック/リカルド・ペーラ/リヒャルト・リエツ)が制した。
ハイパーカークラスでフェラーリ勢はフリー走行からライバルたちより一歩抜きん出た速さを見せ、予選では51号車がポールポジションを獲得。僚機50号車はトラックリミット違反によりクラス最後尾に沈んだものの、カスタマーのAFコルセ83号車がフロントロウに並んだ。
■フェラーリがフロントロウ独占。トヨタ勢は4、5番手から決勝へ。LMGT3でロッシ躍動|WEC第2戦イモラ
レースがスタートしても、フェラーリは順調そのもの。中でも51号車は83号車に13秒のリードを築いてレースを折り返した。50号車も順調に追い上げ、BMWの15号車に次ぐ4番手で最初の3時間を終えた。
トヨタ勢は8号車が4番手、7号車が5番手でレースをスタート。2台は何度かポジションを入れ替えながらも、表彰台圏内に入ろうと走行を重ねていたが、8号車にはフルコースイエロー(FCY)中の手順違反でドライブスルーペナルティが科され、12番手まで後退。7号車もFCYのタイミングが悪く、ガス欠を防ぐためのエマージェンシーピットストップを強いられた。
レース後半に入ったタイミングで行なわれた3度目のルーティーン・ピット作業では、ポルシェ6号車が首位に躍り出るも、ブレーキングでミスを犯し、51号車が首位を奪還した。
スタートから4時間が経過する頃には、サーキットに雨粒が落ち始める。昨年のイモラでは、ウエットコンディションで大崩れしてしまったフェラーリだが、幸い雨は対応が必要なほど強まらず、ドライコンディションのまま。51号車も再びリードを拡大していった。
終盤は各車がスプラッシュ給油のピットインを行なうなど、最後まで読めない結果となったが、51号車は8.490秒差のトップチェッカーを受けた。
2位はBMW20号車、3位にはアルピーヌの36号車が入った。83号車は残り9分のところでピットに入り、4位となった。
トヨタ勢は、8号車が5位。7号車はポルシェ6号車やフェラーリ50号車と激しいバトルを演じるなど、表彰台を狙える位置を走っていたものの、フィニッシュまで残り45分を切ったところで50号車と接触するなど、最終盤にポジションを落として最終的に7位に終わった。
LMGT3クラスも、ポールシッターのチームWRTの46号車BMWがレース前半をリード。しかしビスタAFコルセの21号車フェラーリとの首位争い中に接触。21号車はリタイア、46号車はストップ&ゴーペナルティを科され後退した。
だがそこから46号車は猛烈な追い上げを開始。レース終盤にトップに立っていたマンタイのポルシェ92号車に迫っていった。
残り時間3分を切ったところで、2台の差は1秒と手に汗握る展開となったが、92号車が逃げ切り優勝。46号車は2位となり、バレンティーノ・ロッシの母国優勝はならなかった。
なお、佐藤万璃音が乗るユナイテッド・オートスポーツ95号車マクラーレンはクラス9位に終わった。
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そうなりゃまたトヨタの独り勝ち!