現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > インチアップもハイグリップタイヤも必要なし! ドラテク向上のためのタイヤ選びとは

ここから本文です

インチアップもハイグリップタイヤも必要なし! ドラテク向上のためのタイヤ選びとは

掲載 48
インチアップもハイグリップタイヤも必要なし! ドラテク向上のためのタイヤ選びとは

ビジュアル重視ならインチアップは必須だが……

 サーキット走行で最大の消耗品といえばタイヤ。走れば走るほど減るのは一般道でも変わらないが、サーキットではタイヤにかかる負荷がケタ違いだ。新品がわずか数回の走行で終わることも当たり前で、タイヤ代の捻出に苦労している人は多いだろうし、ビギナーにとってはサイズ選びも悩ましいところ。

カスタマイズのド定番「インチアップ」って一体何? 知ったかぶりでは済まされない「タイヤ&ホイール」の選び方

 タイヤのカスタムといえばインチアップがお約束だが、練習が目的なら果たしてそのチョイスは正解なのだろうか。見た目がカッコよくなるという話は抜きにして、ウデ磨きに最適なタイヤ選びを考えてみたい。

練習がメインなら基本的にはまず純正同サイズから

 まずはサイズで純正より大きくするべきかどうか。軽自動車のバンなど純正タイヤが極端に小さかったり細い車両や、エンジンをフルチューンして極端にパワーが上がった車両を除き、練習に限っていえば最初からサイズアップする必要はないだろう。

 タイヤが太く接地面積が大きいほどグリップは増し、スピンしにくいというメリットはあるかもしれない。しかしエンジンや足まわりとのバランスは間違いなく崩れるはずだし、グリップが過剰だとパワーが食われて立ち上がりの加速が伸びなかったり、外径が大きくなれば最高速が伸びなくなるというデメリットも忘れてはいけない。

 さらに重要なのは純正が特殊なサイズであればともかく、タイヤが大きく太くなるほどに値段も高くなるのだ。よく言われる「ガソリンとタイヤを減らした分だけ上達する」は紛れもない事実で、タイヤ代を安く抑えて差額を走行料金やガソリン代にまわしたほうが効率はいい。どうしてもサイズアップしたいなら195を205など、ノーマル+αの範囲に抑えることをオススメしたい。

最初からノーマルよりもハイグリップなタイヤは不要

 同じ理屈で極端なハイグリップタイヤも不要だ。練習には無用の長物どころか運転の荒さやミスを気付かせにくくするし、ハイグリップが仇となって車種によっては横転の危険性が増したり、速度域が上がってクラッシュ時のダメージも大きくなってしまう。

 ローパワーの軽自動車やコンパクトカーなら、セカンドグレードのラジアルタイヤで十分であり、中~大排気量やライトチューンのターボ車でもハイグリップラジアルに留めておきたい。エンジンがノーマルやライトチューンという前提は付くが、前後サイズが同一であればローテーションできるので、4本のタイヤを効率よく最後まで使い切ることが可能。

 駆動輪だけ太く(FFでフロント225/45-16、リヤ195/55-15など)したクルマもいるが、エンジンのパワーがあったりタイトターンが多いコースなのがおもな理由で、そういったセッティングを試すのはもっと上達してからでも決して遅くない。

中古タイヤの選択は状態をきちんと見極めること

 最後は中古タイヤの是非について。安く練習するためにも資源をムダにしないためにも、積極的に使うのは全然アリだし推奨してもいいくらいだ。ただしスリップサインが出るほど摩耗しているのは論外であり、残量が多くても製造から何年も過ぎてしまったタイヤや、屋外で直射日光や雨風に晒されるような保管状態では、本来のグリップを期待できないどころか危険でしかない。

 そろそろ結論を。サイズは純正かひとまわり大きい程度で前後は銘柄を含め基本的に同じ、極端なハイグリップは不要で状態によっては中古を嫌う理由もない。サイズアップやハイグリップタイヤの力を借りるのは、タイムアップの壁に当たったりセッティングに行き詰まってからで十分だ。

こんな記事も読まれています

大型・中型車もAT限定免許、「物流の2024年問題」で警察庁が導入検討[新聞ウォッチ]
大型・中型車もAT限定免許、「物流の2024年問題」で警察庁が導入検討[新聞ウォッチ]
レスポンス
ビッグモーターで「50台以上」が盗難被害に!? 「自作自演?」の声あるが…真相は? 元関係者語る実態とは
ビッグモーターで「50台以上」が盗難被害に!? 「自作自演?」の声あるが…真相は? 元関係者語る実態とは
くるまのニュース
春だね! 桜が描かれた原付ご当地ナンバー
春だね! 桜が描かれた原付ご当地ナンバー
バイクのニュース
アウディの新型電動SUV『Q6 e-tron』にロング版「L」…北京モーターショー2024で発表へ
アウディの新型電動SUV『Q6 e-tron』にロング版「L」…北京モーターショー2024で発表へ
レスポンス
[新型ランドクルーザー250モデリスタ]今回はオフロード感マシマシで「オプカン」ホワイトレターも!! お馴染みのLEDも付いちゃうゾ
[新型ランドクルーザー250モデリスタ]今回はオフロード感マシマシで「オプカン」ホワイトレターも!! お馴染みのLEDも付いちゃうゾ
ベストカーWeb
街で見かけるダイハツ車たちがサーキットを攻める!「D-SPORT & DAIHATSU Challenge Cup 2024」に密着してみた
街で見かけるダイハツ車たちがサーキットを攻める!「D-SPORT & DAIHATSU Challenge Cup 2024」に密着してみた
くるまのニュース
[新型ランドクルーザー250内装解説]12.3インチの巨大モニターもいいけど8インチで十分じゃね??  スイッチとかめっちゃ使いやすいやん絶対
[新型ランドクルーザー250内装解説]12.3インチの巨大モニターもいいけど8インチで十分じゃね??  スイッチとかめっちゃ使いやすいやん絶対
ベストカーWeb
「メーカー公認」で丸目換装!! ランクル250の激推しオプションを見逃すな なぜか不遇の「GX」も泣けるぞ
「メーカー公認」で丸目換装!! ランクル250の激推しオプションを見逃すな なぜか不遇の「GX」も泣けるぞ
ベストカーWeb
ホンダ新型「オシャレ軽商用バン」発売! エレガントな進化に早くも反響!? 130万円台で買える改良「N-VAN」が登場
ホンダ新型「オシャレ軽商用バン」発売! エレガントな進化に早くも反響!? 130万円台で買える改良「N-VAN」が登場
くるまのニュース
ヤマハの電アシ「PAS Brace」 日常使いしやすいスポーティコミューターの2024年モデルを発売
ヤマハの電アシ「PAS Brace」 日常使いしやすいスポーティコミューターの2024年モデルを発売
バイクのニュース
JSR、産業革新投資機構によるTOBが成立 2024年夏にも上場廃止
JSR、産業革新投資機構によるTOBが成立 2024年夏にも上場廃止
日刊自動車新聞
ゲレヴァー好きですか?レストアされたレアなオフローダー「メルセデス 300 GD」で冒険の旅へ、150万キロ感動の物語
ゲレヴァー好きですか?レストアされたレアなオフローダー「メルセデス 300 GD」で冒険の旅へ、150万キロ感動の物語
AutoBild Japan
アルピーヌF1、中国GPで新"軽量版"シャシー投入&フロアアップデートも実施……最下位脱出に向け奮闘中
アルピーヌF1、中国GPで新"軽量版"シャシー投入&フロアアップデートも実施……最下位脱出に向け奮闘中
motorsport.com 日本版
【最新スーパースポーツ試乗】世界限定2500台、オフロードも走れるポルシェ911ダカールのオールラウンド性能
【最新スーパースポーツ試乗】世界限定2500台、オフロードも走れるポルシェ911ダカールのオールラウンド性能
カー・アンド・ドライバー
渋滞へトラックが「ノーブレーキ突入」衝撃の映像!? NEXCO緊急の注意喚起が話題に「運転の上手い人はこんなことしません!」
渋滞へトラックが「ノーブレーキ突入」衝撃の映像!? NEXCO緊急の注意喚起が話題に「運転の上手い人はこんなことしません!」
くるまのニュース
ついにランクル250正式発表520万円から!! 争奪戦必至もやっぱり欲しいーー今日ランクルに新たな歴史が始まる
ついにランクル250正式発表520万円から!! 争奪戦必至もやっぱり欲しいーー今日ランクルに新たな歴史が始まる
ベストカーWeb
MINIの小型電動クロスオーバー『エースマン』がデビューへ…北京モーターショー2024
MINIの小型電動クロスオーバー『エースマン』がデビューへ…北京モーターショー2024
レスポンス
バイク「満タン航続距離ランキングトップ10 2024】10位でも500kmは余裕、1位は600kmオーバー!125から大型車までの大混戦に
バイク「満タン航続距離ランキングトップ10 2024】10位でも500kmは余裕、1位は600kmオーバー!125から大型車までの大混戦に
モーサイ

みんなのコメント

48件
  • ハイグリップと街乗りタイヤは別物。限界を使うにはそれぞれの練習が必要。
  • AE86乗ってた頃、毎月タイヤ交換していた時期があったので60の14インチから70の13インチに変えた。
    結構バカにする人もいましたが気にしなかった。
    バカにする人との走行距離は雲泥の差でしたね。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村