フェラーリは、F1第16戦トルコGPでシャルル・ルクレールが4位を獲得。コンストラクターズランキング3位を争うマクラーレンとの差を、7.5ポイントまで縮めた。
第14戦イタリアGPでワンツーフィニッシュを飾ったマクラーレン。翌ロシアGPではフェラーリとの差を17.5ポイントまで開いたマクラーレンだが、フェラーリも食らいつき、トルコGPで逆に10ポイント差を詰めた。
■フェラーリのビノット代表、終盤でさらに2戦を欠場へ。2022年マシン開発が“重要なフェーズ”に
フェラーリはこれまで、2021年は新しいレギュレーションが導入される2022年に向けた移行の年にすると主張してきた。
しかしフェラーリのマッティア・ビノット代表は、マクラーレンを打ち負かすことがチーム全体にとって明確な目標であり、それがライバルたちとのよりプレッシャーのかかる争いに向けての備えになると語った。
ランキング3位争いの重要性について訊かれたビノットは、「それは、確かに我々がチームに伝えたターゲットだ」と答えた。
「みんなその気になっている。3位でフィニッシュできれば素晴らしい」
「今シーズンの終わりまでに3位に入るという明確な目標を持って仕事をすることは、プレッシャーの中で仕事をし、そのトレーニングをするという意味で、我々にとって重要なことだと思う」
「我々の目標は、シーズン終了時に3位に入ることだ」
トルコGPでは、ルクレールが4位を獲得し、パワーユニット(PU)を交換して最後尾から追い上げたカルロス・サインツJr.も8位入賞を果たした。
どちらのドライバーもペナルティを受けつつ、アップグレードされたPUの投入を済ませている。改良されたハイブリッドシステムが、マクラーレンとの戦いでも後押しになると考えられている。
サインツJr.は、改良PUがどれだけマクラーレンとの争いに影響を与えるか、判断するのは難しいとしながらも、わずかながらでもアドバンテージが得られることを期待している。
「トルコではマクラーレンよりも速かったんだ」と、サインツJr.は言う。
「ソチではマクラーレンが僕たちよりも速かった。だから、年末までは浮き沈みがあると思っている」
「このPUが与えてくれるのは、僕たちが遅れているサーキットでは彼らに少し近づき、僕たちが前にいるサーキットではもう少し上に行くことができる可能性だと思う」
「それは、アップグレードが前倒しになったときから求めていたことだし、戦いをより複雑にし、少しでも優位に立てるように願っている」
「トルコでは10ポイントの差をつけることができたけど、これは僕たちが争っている中ではかなり大きな差だ」
「僕たちは戦っている。残り6レース、何が起こっても不思議ではない」
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