さらに安全性能がUP。万が一の場合でも最小限に
2025年5月22日にスバルは水平対向エンジンを搭載するFRスポーツ、スバル 「BRZ」の一部改良モデルを発表しました。
【画像】水平対向+FRで運転も上手くなる! 一部改良されたスバル「BRZ」を写真で見る(23枚)
BRZは、12年前に初代が登場して以来、低重心とコンパクトさを武器に世界中のスポーツカー好きから支持を集めてきました。
2代目へと生まれ変わった2021年7月以降も「誰もが愉しめる究極のFRピュアスポーツカー」を掲げて進化を続けています。
2012年に誕生した初代BRZは、水平対向4気筒エンジンをフロントミッドシップに近い位置へ低く搭載し、軽快な旋回性能と素直なハンドリングで話題となりました。
トヨタとの共同開発というアプローチを取りながらもスバル独自の味つけによって「操る愉しさ」に重きを置いた性格が多くのファンを惹き付けました。
現行モデルのボディサイズは全長4265mm×全幅1775mm×全高1310mmでホイールベースが2575mm。
ヘキサゴングリルを低く構えたフロントマスクと張り出したフェンダーが生むワイドアンドローのプロポーションが目立ちます。
全体的にアルミ製ルーフやフードなど軽量部材を積極的に採用しつつ、インナーフレーム構造や構造用接着剤を取り入れた高剛性ボディを実現。
室内は水平基調のインストルメントパネルと低いメーターバイザーが広い視界を確保。
また7インチカラー液晶と多機能LCDを組み合わせたBOXERメーターが走行状況を分かりやすく表示してくれます。
高いホールド性を持つスポーツシートは長時間の運転でも疲労を抑えUSB電源や直感的に操作できるスイッチ類が日常の快適性も両立。
トランクルーム容量はVDA法で237Lを確保し、後席の一体可倒機構と合わせてスポーツ走行用タイヤ4本やゴルフバッグ2個を積載できる実用性を備えています。
パワートレインには最高出力235馬力・最大トルク250Nmを生む2.4リッターBOXER D-4Sエンジンを搭載。
トランスミッションは節度感あるシフトフィールの6速MTとスポーツ制御が進化した6速ATを用意し、駆動方式は後輪駆動のみとする潔い設定でドライバーの意思を余さず路面へ伝えます。
VSC(横滑り抑制装置)やTRACKモードなど電子制御も充実し限界付近でもドライバーを適切にサポートします。
AT車には運転支援システム「アイサイト」を標準装備し、プリクラッシュブレーキや全車速追従クルーズコントロールも採用されています。
グレードは合計して4つあり、エントリーグレードの「R」、上級モデルの「S」、さらにその上の「STI Sport」、競技用モデルの「Cup Car Basic」です。
ボディーカラーはスバルならではの「WRブルー・パール」をはじめとする全7色展開となっています。
販売店に寄せられる反響とは
今回の一部改良ではエンジン点火系の信頼性を高め、万一トラブルが発生しても走行を継続できる安心を確保しました。
点火回路に故障が生じた際には該当気筒だけを停止し、ほかの気筒が燃焼を続けるため、突然エンジンが止まる心配はありません。
これにより自走して安全な場所まで退避できるようになり、スポーツ走行中や遠方へのドライブ時でも立ち往生のリスクを大幅に軽減できる点が大きな安心材料となります。
それでは、今回改良されたBRZについて、販売店ではどのような反響があるのでしょうか。
関東圏のスバル販売店担当者は次のように話します。
「新型になってからも相変わらずのお問い合わせをいただいております。
特に初めてBRZを検討する20代から30代のお客様が『ツーリング中に立ち往生しないなら安心して挑戦できる』と評価してくださっています。
受注生産のため納車までは3か月ほどお待ちいただく必要がございます」
また、関西圏の販売店担当者は次のように話します。
「実は、改良モデルの詳細資料はまだ本社から届いておらず、外観や細部まではご説明できない状況です。
それでも、エンジン点火系が改良され、故障しても該当気筒だけを止めて自走できるフェイルセーフ機能が追加されたという情報は早くから伝わっており、その安心感が大きな反響を呼んでいます。
お問い合わせもかなり増えており、約6割がMT車に関する内容です。
前タイプのBRZやGR86から乗り換えをご検討されるお客様も多く、『最新型に乗り替えたい』という声が目立ちます」
BRZ(MT車)の販売価格(税込、以下同)は「Rグレード」が332万2000円、「Sグレード」が350万9000円、「STI Sport」が378万4000円、「Cup Car Basic」が372万2400円です。
※ ※ ※
今回の点火系回路の改良は、走りと安心を両立させるBRZの哲学をいっそう際立たせる取り組みです。
万が一トラブルが生じても自走して退避できるという特別な安心感は、ほかの車では味わえない魅力になるかもしれません。(Peacock Blue K.K.)
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