■全高1850mm! ダイハツの斬新「超スーパーハイトワゴン軽」!
現在の軽自動車市場では、ダイハツ「タント」やホンダ「N-BOX」、スズキ「スペーシア」など、全高が約1750mm~1800mmの「スーパーハイトワゴン」系モデルが大きな人気を占めています。
しかしダイハツは、それらをさらに上回る全高を採用した、巨大な軽ワゴンを過去に提案していました。
【画像】カッコいい! これがダイハツ斬新「超スーパーハイトワゴン軽」です!(24枚)
それこそが、2013年開催の「第43回 東京モーターショー」に出展されたコンセプトカー「DECA DECA(デカデカ)」です。
同車の開発コンセプトは「高さ方向の活用」だったダイハツは言います。
当時、ダイハツはタントをはじめとした軽スーパーハイトワゴンを販売していましたが、他社からも同様のモデルが次々に登場したことで、競争が激化。
そこでより大きな魅力を持つ新型車を生み出すべく、従来よりもさらに屋根を高くし、くわえてヒップポイントも引き上げたDECA DECAを開発しました。
そんなDECA DECAのボディサイズは、全長3395mm×全幅1475mm×全高1850mm。
先述のコンセプト通り、高さ方向のスペースを活用するため屋根が非常に高いのが特徴で、これは当時販売されていたタントよりも約100mmも高い値です。
そして室内高も、一般的なゴルフバックを立てて積載できる1455mmを確保。
車内スペースを広く取るとともに、従来の軽自動車では成しえなかった見晴らし感や解放感を実現させています。
くわえて、地面からドア開口部上端までも1700mmと高いため、子供はもちろん大人も乗り降りがしやすく、車体左側のドアを「観音開き」にすることで開口部をさらに拡大。
スムーズな乗降を可能としているポイントです。
エクステリアは、横長のフォグランプやシルバーのフロントガードなどを装着した、SUV感のあるデザインを採用。
これには、日常のみならず幅広いシーンで活躍できるモデルであることをアピールする意図がありました。
そして翌年の2014年11月には、このDECA DECAの市販モデルと言っても過言でない「ウェイク」をダイハツは発売。
しかし全高は1835mmと、DECA DECAよりも若干低く、また観音開きドアも廃止されるなど、さすがにコンセプトモデルのまま市販化するのは難しかったようです。
このウェイクは、高く広い室内が好評となり、2022年まで販売されました。
その後はモデル消滅となってしまいましたが、現在タントの派生モデルとして販売されている「タント・ファンクロス」に、ウェイクの特徴やテイストは受け継がれています。
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みんなのコメント
CMも結構面白くて、人気もそこそこあって今でもよく走っている、というか目立つ車ですよね。
その分人気が出なくて困ったのはタントでしょう。
スーパーハイト系の元祖なのにと叫んでいても、販売数でN_BOXに相手にされず、スペーシアの後塵を浴びる始末。
苦肉の策として、ウェイクを消してタントファンクロスを出して車名タントの月間販売台数をナンバー3に残そうと足掻いている。