F1エミリア・ロマーニャGP初日のフリー走行では、フェラーリがシャルル・ルクレールのマシンに装着するタイヤ空気圧に関するスポーティングレギュレーションに違反していたことが発覚。チームに5000ユーロ(約81万円)の罰金が科された。
タイヤの接地面を増やすためにバーストの危険性を度外視して内圧を下げるといったことがないよう、タイヤの空気圧や温度に関しては厳しいレギュレーションが敷かれている。
■角田裕毅、エミリア・ロマーニャGP初日は「全体的にポジティブ」と評価。一方フェルスタッペンは「速さが足りない」と不満げ
F1競技規則の第30条5項a)では、グランプリ前にはFIAとタイヤサプライヤーからタイヤ運用手順が通達され、全チームともこれに従う必要があると規定されており、エミリア・ロマーニャGPでもピレリがプレビューを公開していた。
しかしエミリア・ロマーニャGPの初日にフェラーリは、1セッション中に同じタイヤを複数回使用し空気圧を下げるなど調整を加える際に、まずタイヤ温度を測定する必要があると定められている技術指令書003Gの第2条g項iiに従わなかった。これが競技規則の第30条5項a)の違反と取られ、スチュワートによる事情聴取の後、ペナルティとして罰金が科された。
「チーム代表者はこれらの手順が守られていなかったことを認めている。これはFIA F1スポーティングレギュレーション第30条5項a)の違反である」
FIAは声明でそう説明した。
「スチュワードは、これがフリー走行中のモノであったことを指摘。過去に行なわれたタイヤ運用の違反例に基づき、5000ユーロの罰金を科した」
フェラーリにとってこの罰金は小さな悩みに過ぎない。5000ユーロを失うことよりも、地元のティフォシを前にマクラーレンのペースに追いつくことに苦戦している方が大きな悩みと言えるだろう。
エミリア・ロマーニャGPの初日はフリー走行1回目、2回目共にドライバーズランキングをリードするマクラーレンのオスカー・ピアストリがトップでチームメイトのランド・ノリスが2番手に続いた。今回は中団グループからの突き上げも激しく、FP1では3番手にウイリアムズのカルロス・サインツJr.が入り、FP2ではアルピーヌのピエール・ガスリーが3番手に食い込んだ。
フェラーリは予選に向けた1周のタイムをまとめ上げることに苦しみ、FP2ではルクレールが6番手、チームメイトのルイス・ハミルトンが11番手だった。ロングランではルクレールがマクラーレン勢に次ぐペースを示していたが、コース幅が狭いイモラでは予選で前方につけておくことが勝利の鍵となる。
「正直なところ、フロントロウ獲得は非常に難しいと感じている」とルクレールは言う。
「2列目でも本当に良いリザルトと言えるね。僕らとしては現時点では、全て上手く行けば3列目が視野に入るといった感じだ」
「目標は可能な限りベストを尽くすことで、奇跡を起こして2列目より前に行けることを願っている」
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みんなのコメント
マシン的にはリードしてますね、それを追い掛けるその他かな
このコースでは、更なるアドバンテージ