もくじ
ー ランドローバーの市販車第1号
ー 可能な限りパーツを再利用
ランドローバー、貴重なプリプロダクションをレストア 70周年事業の一環
ランドローバーの市販車第1号
2月に開催されたロイヤル・オートモビル・クラブで公開された、シャシーナンバー860001を持つランドローバーの市販1号車の新オーナーが確定した。
2016年に4×4に新たな視点をもたらすべく設立されたINEOSオートモーティブが、このJUE477の新たな所有者となる。このクルマは1948年7月27日に、ソリフルの生産ラインを初めて出た個体であり、ランドローバーの70年にわたる歴史の中で最初の1台ということだ。
INEOSのヤシン・アリは、このクルマを取得した事実を認めた。「JUE477は素晴らしいクルマであり、自動車の歴史において重要な立ち位置を占めています。われわれは今後の世代のためこのクルマや過去の資料の保存に努めて参ります」
このシリーズ1を走行可能にするには莫大な時間がかかるだろう。しかし、チーフ・レストアラーのジュリアン・シュールハイファーは、JUE477を再び走らせるだけではなく、オリジナルのパーツを可能な限り残すつもりだという。
可能な限りパーツを再利用
「70年前のパネルを取り外し、新しいシャシーと新しいエンジンで作るのは簡単すぎます」と彼は説明する。「しかし、860001は多くの点で非常にユニークであり、それを保存するべきでしょう。再利用可能なパーツはすべて使い、伝統的な技術と最先端の技術の中から最良の手法を選んでいきます」
「このことを念頭に置き、このクルマの趣きを維持しながらJUE477の歴史を称えていきたいと考えています」
このレストア作業はロンドン科学博物館の名誉キーパーであるアンドリュー・ナハム博士の助言のもとで行われ、その過程について綿密な記録が残される。
「このようなプロジェクトにおいては、作業の透明性と明確な目標が重要です」とナハムは説明する。「このような特別な車両のレストアが適切に行われたことを保証するのがわたしの役割です。考え抜かれた手法によるレストアにより、現存する中で最も歴史に忠実な初期のランドローバー車となるでしょう」
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