状況はともかく、学びが多く面白い貴重な経験に
皆さんこんにちは! レーシングライダーの石塚健です。
【画像】フルバンクできないっ!! 初のバガーレースにワイルドカード参戦した石塚健選手を画像で見る
11月8日、9日に、スペインのへレス・サーキットで開催された、「BRL Europe(バガー・レーシング・リーグ・ヨーロッパ)」(バガーレーシング・ヨーロピアン・カップ)の最終戦にワイルドカード参戦してきましたので、その模様をお伝えしたいと思います。今回はレースウイークから決勝レースの結果をお届けします。それでは行ってみましょう!
ワイルドカード参戦ということで、チームには属するものの、バイクは主催者側が用意したマシンに乗ります。
レースウイークに入って使用するバイクと初対面し、自分の好みのポジションにできる限り合わせていきましたが、レンタル車両の為にパーツも少なく、アジャストできる部分が限られます。したがって自分に完璧にフィットさせることができないというのが実情でした。
走行のスケジュールは、金曜日にFP1、FP2とそれぞれ15分のセッションが設けられました。かなり少ない限られた時間の中で、バイク、サーキットを理解し、引き出せる最大のパフォーマンスに近づけていきます。
ちなみにヘレス・サーキットは、CEV Moto2ヨーロピアンチャンピオンシップに参戦していた時以来、約5年ぶりの走行。懐かしくもありましたが、走れば色々と覚えているものだなぁと実感。
他車と一緒に走行してみると、マシンのスピード差が非常に大きい事に気づきました。ブレーキングやコーナーで追いついてもストレートで離されてしまうという、まさに手も足も出ない状況。
BRLヨーロピアンカップは今年が開催初年度ということもあり、レギュレーションがイコールになるようきちんと整備がされておらず、改造範囲もほぼ無制限。ストックエンジンのマシンとファクトリーマシンが混走するという、もろにスピード差が出てしまっている状況で、その差はなんと40km/hにもなります。
加えて、用意されたマシンの仕様でどうしてもバンク中にマフラーを地面に擦ってしまい、フルバンクできないという問題も発生。予備パーツも少なかったため、交換してもらうこともできずに厳しい状況でしたが、これも経験ととらえてベストを尽くすしかありません。
土曜日は予選と決勝レース1です。予選では2分03秒266で全体の7番手。レース1はできる限りの走りはしましたが、前との差は依然と大きく、結果8位でチェッカーを受けました。
結果はさておき、走る度にバイクへの理解が深まり、学ぶ事も多くてとても面白いというのが素直な感想です。現状での最善を尽くし、次回参戦時に向けた学びとフィードバックに全力を注ぎました。
翌日のレース2では、スタートのクラッチミートは決まりましたがレース序盤から単独走行になります。バイクに対するライディング面を意識しながら毎周回フルプッシュ。自己ベストとなる2分02秒362をマークして8位フィニッシュ。レース1に比べてトップとのレースタイムの差も縮めることができました。
今回のワイルドカード参戦で、多くのハーレーディーラーやカスタムビルダー、またオーガナイザーや大会スポンサーなど、関係者にとても歓迎していただき、多くのプロフェッショナルが集う世界を体感できたことがとても貴重な経験になりました。沢山のバガーバイクファンの方とも交流でき、バガ-レースの人気も身をもって実感。個人的には3年振りのスプリントレース参戦も刺激的でとても楽しかったです!
来年もまたチャンスがあれば、体制をしっかりと固めて勝負したいところです。
2025年シーズンのレースはこれにて終了です。シーズンオフも来季に向けてトレーニングや準備を頑張って行こうと思います!
皆さん、2025年シーズンの応援ありがとうございました! それではまた!(石塚健)
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
1.2リッターエンジン搭載で「400馬力オーバー」! 日産の斬新「MRスポーツカー」に反響殺到! 「本当に美しい」「元祖e-POWER!?」の声も! 全長4.4m軽量ボディのインフィニティ「エマージ」米国モデルに熱視線!
なぜ日本のEVバスは「中国BYD」だらけ? 国内企業が勝てない“価格と実績”の壁
購入後「1年以内に売られる新車」トップ10! 早期売却の背景に何が起きているのか?
葛飾区長が「失敗」宣言? 「青砥駅」の機能不全と空白30年──交通結節点が立石再開発に飲み込まれる日の現実味
まだやってるんすか!? 「ナンバープレートの封印にペットボトルのキャップ」取り締まられたら恐ろしいことに
なぜ日本のEVバスは「中国BYD」だらけ? 国内企業が勝てない“価格と実績”の壁
まだやってるんすか!? 「ナンバープレートの封印にペットボトルのキャップ」取り締まられたら恐ろしいことに
1.2リッターエンジン搭載で「400馬力オーバー」! 日産の斬新「MRスポーツカー」に反響殺到! 「本当に美しい」「元祖e-POWER!?」の声も! 全長4.4m軽量ボディのインフィニティ「エマージ」米国モデルに熱視線!
4年ぶり復活! ホンダ新型「“5人乗り”SUV」発表! “アコード”エンジン&高性能4WD搭載! “2列目”が広すぎる「6代目CR-V」どんなクルマ?
「やっぱトヨタはすげぇよ…」新型スーパーカー『GR GT』発表にSNSは興奮の渦!「V8ツインターボはあつい!」「会長は国宝」など絶賛
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?