レッドブルの”お膝元”レッドブルリンクで開催されているF1第11戦オーストリアGP。初日の走行を締めくくるフリー走行2回目では、マクラーレンのランド・ノリスがセッション最速タイムをマークした。
この前に行なわれたフリー走行1回目の終盤には小雨もパラついたが、1時間のFP2開始時点では曇り。気温26度、路面温度38度というコンディションの中、各車が続々とハードタイヤやミディアムタイヤでコースへと出ていった。
■角田裕毅、オーストリアGPはフェルスタッペンと”僅かに”異なるパッケージを使用……しかし求めるセッティングの方向性は「彼とほとんど同じ」
今回のオーストリアGPにアップデートを持ち込んだチームも多く、ドライバーはFP1で集めたデータを元に調整を受けたマシンを試した。また、FP1でマシンをルーキーに譲ったノリス、フェラーリのシャルル・ルクレールにとっては、このFP2が走り始めとなった。
そのノリスは序盤から、ミディアムタイヤで1分5秒437をマークして暫定トップに。少し遅れてのコースインとなったレッドブル勢はドライバー間でタイヤ選択を分け、角田裕毅がミディアムタイヤでチェックを行なう中、マックス・フェルスタッペンがソフトタイヤで0.217秒差の2番手につけた。
セッション開始から20分が経過する頃には、その他のドライバーもソフトタイヤに履き替えてコースイン。予選を想定した1周のアタックを開始した。ドライバーズタイトル争いをリードするマクラーレンのオスカー・ピアストリはここで1分4秒737をマークして一時トップに立ったが、タイトルを争うチームメイトのノリスが0.157秒差で上回った。フェルスタッペンは2セット目のソフトタイヤを投入し、このタイヤで2度目のアタックで3番手タイムを記録した。
セッションが残り20分を切ると、各車はユーズドタイヤを履いてレースに向けたロングランプログラムを実施。タイムシートに大きな変動はなく、ノリスがFP2最速、ピアストリが2番手で続き、マクラーレン勢がワンツーでオーストリアGP初日が終了した。
4番手にはアストンマーティンのランス・ストロールが並び、ルクレールやラッセルを上回った。角田は1分5秒292で7番手だった。8番手につけたザウバーのガブリエル・ボルトレト以下は、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソ、フェラーリのルイス・ハミルトンというトップ10となった。続くレーシングブルズ勢までの12台が首位から1秒差の中につけた。
ロングランでは、ソフト、ミディアム、ハードのパフォーマンス差が小さいのか、ノリスがミディアム、ピアストリがハードを履いていたが、基本的には1分9秒台前後を維持。ミディアムのラッセル、ソフトのフェルスタッペンも1分9秒台から1分10秒台前半のペースを見せた。
1発のペースではトップ10に食い込んだ角田だったが、ミディアムでのロングランには不安要素も。1分10秒台中盤から後半というペースでトップ勢からは少し水を空けられた。ただ、各車の燃料搭載量やエンジンモードなどは未知数。あくまでも参考に過ぎない。
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