60年の時を超えて現実となった珠玉の特注イタリアン・オープン
イタリアの自動車史には、ふたりの天才が1962年に企画した未完のオープントップモデルが存在した。そのふたりとは、ジオット・ビッザリーニとジョルジェット・ジウジアーロである。当時のスケッチから60年以上の時を経て、未完の傑作モデル「ビッザリーニ 5300 アペルタ ルッソ(Aperta Lusso=豪華なオープンカー)」が現代に復活する。
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突如登場して大注目を浴びた車両があった。
1966年製イソ・グリフォA3/C。
この5300GTストラーダの元になった、当時の耐久レースに出場するために
開発されたコンペティションモデル。
何でもスイスの某所に30年眠っていた車両を、英国旧車の老舗の社長殿が
譲受したというものだそうだ。
いざエンジンをスタートするや否や、会場中に怒涛の如く響き渡る
強烈な爆音…その様子を間近で見て、正直恐れおののいた。
まさしく「化物」そのものだ。
創始者ジオットの、ある意味「怨念」が詰まったマシン。
一度は潰えたこのブランドを、現代の技術で再興させたのが、
このアペルタ・ロッソなのだろう。
大いに暴れて(別に暴れるわけではないけれど…笑)
最近よく解らぬ方向に突っ走っている、あのメーカーの出鼻を
挫いてやるがよい。
創始者もきっとお喜びであろう。