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BMW新型「G310GS」予約受付開始! GS誕生40周年カラーは+1万円

掲載 更新 2
BMW新型「G310GS」予約受付開始! GS誕生40周年カラーは+1万円

電子制御スロットルを新採用

BMWジャパンは、後方排気・前方吸気の312cc水冷単気筒エンジンを搭載し、オフロード走行も楽しめるデュアルパーパスマシン『G310GS』をモデルチェンジして発売し、予約注文の受付を開始した。納車は5月中旬ごろを予定している。

パワーはそのままに、環境性能と操作性や安全性を大きく向上

G310GSは、312cc水冷単気筒エンジンを搭載するGSシリーズの最小排気量モデルで、オフロード走行もこなすアドベンチャーバイクだ。G310Rをベースに開発され、2016年のミラノショーで発表。翌年春から販売開始となり、普通二輪免許で乗れる唯一のGSとしてその地位を確立した。

エンジンとシャシーはG310Rと共通で、312cc水冷単気筒は一般的なエンジンとはレイアウトが前後逆となる前方吸気・後方排気を採用し、チューブラーフレームに後傾で搭載している点が特徴だ。これによって前後荷重を理想的な配分とし、さらに混合気の流路をスムーズにすることでパワフルかつ燃費にも優れる特性となっている。

このたびのモデルチェンジでは、最高出力や最大トルクはそのままに環境性能を向上させ、ユーロ5に対応。ライド・バイ・ワイヤ(電子制御スロットル)の採用によってスムーズなスロットルレスポンスを実現するとともに、オートマチック・アイドル・ブースト機能を搭載。これは発進時のエンジンストールを抑止するもので、半クラッチ時のエンジン回転を自動調整する機能だ。

また、アシスト&スリッパークラッチの採用により、クラッチ操作の負荷を軽減しつつ、急なシフトダウン時に発生するリヤタイヤのホッピングを抑止する。

―― BMW G310GS[2021 model]

灯火器類はヘッドライトとウィンカーにLEDを採用し、従来モデルよりLEDだったテール&ストップランプとあわせてすべてがLEDとなった。これによって夜間走行時の路面照射性能が高まり、視認性と被視認性ともに向上している。

ブレーキとクラッチレバーには4段階調節式が採用された。ブレーキレバーは3段階目が従来モデルと同等の握り幅で、1段階目に合わせるとハンドルバーとの間隔が6mm近くなる設定幅となっている。

オルタネーター、クラッチ、ウォーターポンプのカバーはチタニウム・グレー・メタリック仕上げとし、ディテールの質感を高めている。車体色は白を基調としてグレーを配したポーラ・ホワイトがスタンダードとして用意され、赤いフレームに黒と青の外装パーツを合わせたカイヤナイト・ブルー・メタリック/スタイル・ラリーと、GS誕生40周年を記念して往年のカラーリングを再現したコスミック・ブラックが1万円高のオプション設定となっている。他の最新BMW同様、ETC2.0車載器は標準装備だ。

車両価格はスタンダードカラーが70万9000円で、特別色が71万9000円となっている。

―― BMW G310GS[2021 model]

BMW G310GS[2021 model]

【BMW MOTORRAD G310GS[2021 model]】主要諸元■全長2190 全幅880 全高1250 軸距1420 シート高835(各mm) 車重175kg(装備)■水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブ 312cc 34ps/9250rpm 2.85kg-m/7250rpm 変速機6段 燃料タンク容量11.5L■タイヤサイズF=110/80R19 R=150/70R17 ●価格:70万9000円~(40周年カラー=71万9000円~) ●色:白×灰、黒×青×赤、黒×黄 ●発売時期:2021年5月中旬

―― BMW G310GS[2021 model]GS40周年記念カラー/コスミック・ブラック [写真タップで拡大]

―― BMW G310GS[2021 model]GS40周年記念カラー/コスミック・ブラック [写真タップで拡大]

―― BMW G310GS[2021 model]カイヤナイト・ブルー・メタリック×スタイル・ラリー [写真タップで拡大]

―― BMW G310GS[2021 model]カイヤナイト・ブルー・メタリック×スタイル・ラリー [写真タップで拡大]

―― BMW G310GS[2021 model]ポーラ・ホワイト [写真タップで拡大]

―― BMW G310GS[2021 model]ポーラ・ホワイト [写真タップで拡大]

―― BMW G310GS Edition 40 Years GS[2021 model]

―― BMW G310GS Edition 40 Years GS[2021 model]

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みんなのコメント

2件
  • インドでの販売価格は約42万円で日本だと28万高い!
    でも、他社も同じ様に20万以上高いから妥当なんだろうね
  • これエンジン未だにキムコか何処かの台湾スクーターメーカーが作ってるのかな?

※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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