3月の軽自動車売り上げ、N-BOX、スペーシア、タント、ルークスの4メーカーのスーパーハイトワゴンがトップ4に

3月のボディタイプ別売れ筋・軽乗用車は、計18万1147台が登録され、乗用車全体に占めるシェアは、37.9％と前月から1.5ポイント低下した。年度末もあって登録台数は伸びたが、登録車の大幅増によりシェアは下がった格好だ。

引き続き首位に君臨する「ホンダ N-BOX」は、前月比46.1％増の2万7164台を登録。昨年末に実施したマイナーチェンジ等の効果もあり、台数はもちろん伸び率もトップ5中最大で実力を見せつけている。

2位「スズキ スペーシア」は1万9584台を登録。前月比27.8％の登録増により、2万台にあとわずかという水準まで台数を上積みしてきた。4月2日に達成した国内累計販売台数100万台の余勢を駆って、N-BOXに迫りたいところだ。

3位は前月比23.0％増の1万7068台を登録した「ダイハツ タント」。台数は伸ばしたものの、1月からの累計登録台数は昨年同時期の2位から3位へと後退している。半導体不足等の外的要因もあるだろうが、今後の復調に期待したい。

4位は前月ワンランクアップを果たした「日産 ルークス」がキープ。登録は大きく伸びた前月からさらに25.6％増え1万3778台となった。ルークスは昨年のデビュー以降、「グッドデザイン賞」「K CARオブザイヤー」を立て続けに受賞しており、商品力が結果に表れている。

5位の「ダイハツ ムーヴ」は前月比33.3％増の1万3005台を登録した。前月抜かれたルークスに僅差まで迫ったが、あと一歩及ばず。スライドドアを備えた「ムーヴキャンバス」を含めた3モデルの多彩なラインナップを強みに来月以降雪辱を果たしたいところだろう。

Comments

今回のタントは完全に失敗作ですね。

忘れられたウエイク・・