6月21日、2025年MotoGP第9戦イタリアGPの2日目セッションがイタリアのムジェロ・サーキットで行われ、MotoGPクラスのスプリントではマルク・マルケス(ドゥカティ・レノボ・チーム)が勝利を飾った。
小椋藍(トラックハウスMotoGPチーム)は12位、代役参戦の中上貴晶(ホンダHRCカストロール)は15位となった。
マルク・マルケスがレコード更新でポール獲得。1列目ドゥカティ独占/第9戦イタリアGP
ホルヘ・マルティン(アプリリア・レーシング)が欠場しており、今大会もロレンツォ・サバドーリが代役を務めている。鈴鹿8耐のプライベートテストで負傷したルカ・マリーニ(ホンダHRCカストロール)も欠場しており、中上が代役を務めファクトリーマシンを駆る。また、2戦を欠場した小椋はこのレースから復帰している。
予選ではマルク・マルケスがポールポジションを獲得。フランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)が2番手、アレックス・マルケス(BK8グレシーニ・レーシングMotoGP)が3番手につけ、ドゥカティが1列目を独占してみせた。
ポールポジションを獲得したマルク・マルケスだったが、スタート時にローンチコントロールを気にして右手でマシンの左側を触るそぶりをみせ、これが原因で6番手に後退。一方、2番グリッドスタートのバニャイアがトップに立ち、アレックス・マルケス(BK8グレシーニ・レーシングMotoGP)が続く。
後方では1コーナーのブレーキングでアクシデントが発生。ブラッド・ビンダー(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)が転倒し、ヨハン・ザルコ(カストロール・ホンダLCR)も巻き込んだ。イン側にいたファビオ・ディ・ジャンアントニオ(プルタミナ・エンデューロVR46レーシング・チーム)と軽く接触があったことが転倒の原因であったが、審議の末、ディ・ジャンアントニオはお咎めなしの判定となった。
また、各車フロントにミディアム、リヤにソフトを選択するなか、フロントハードを選択したアコスタは最終コーナーにて単独で転倒を喫している。
スタートが出遅れたマルク・マルケスだったが、すかさず3番手に浮上すると、2周目に入るホームストレートで果敢に仕掛けていく。マルク・マルケス、アレックス・マルケス、バニャイアの3台はサイド・バイ・サイドのままブレーキング競争を展開。ここではアレックス・マルケスがトップに立ち、マルク・マルケスも2番手に浮上した。
序盤にして早くも3番手のバニャイアとの距離を引き離しにかかるマルケス兄弟。スタートのミスで6番手に下がるも、すぐにリカバリーを見せたマルク・マルケスは4周目の1コーナーで弟も攻略しトップに浮上した。
0.5秒差の等間隔で周回を重ねていくマルケス兄弟。後方では初日でトップに立ったマーベリック・ビニャーレス(レッドブルKTMテック3)がポジションを上げていき、3番手のバニャイアに迫っていく。また、マルコ・ベゼッチ(アプリリア・レーシング)も6番手に浮上している。
ファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチーム)とフェルミン・アルデグエル(BK8グレシーニ・レーシングMotoGP)の9番手争いが激しくなるなか、マルク・マルケスが11周のレースをトップでゴール。ローンチのトラブルで出遅れたことが嘘のように、圧巻の走りでポール・トゥ・ウインを決めた。
2位にはアレックス・マルケス、3位にはビニャーレスを防ぎ切ったバニャイアが入っている。4位ビニャーレス、5位ディ・ジャンアントニオ、6位ベゼッチ、7位フランコ・モルビデリ(プルタミナ・エンデューロVR46レーシング・チーム)、8位ラウル・フェルナンデス(トラックハウスMotoGPチーム)、9位アルデグエルまでがポイントを獲得している。
2戦ぶりの復帰となった小椋は12位、そしてファクトリーライダーとして代役参戦を果たした中上は15位でスプリントを終えている。
[オートスポーツweb 2025年06月21日]
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