まだ新しいと思っていたあのクルマも約15%重課に!
自動車ユーザーが毎年阿鼻叫喚するのが自動車税の通知が来る今の季節ではないだろうか(ほかにも車検というイベントもあるが)。とくに登録から13年を超えたガソリンエンジン車は約15%の重課となってしまい、旧車を愛用するユーザーには一層辛い時期となる。
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しかし、13年前と言うと2004年。それほど古いと思っていない車種も実は重課対象になっていたりするのだ。そこで今回は2004年に登場した車種の一部をご紹介したい。
(1)日産・ティーダ/ティーダラティオ(初代)
それまで販売されていたサニーやパルサーを統合して新たに登場したのがティーダ/ティーダラティオだ。5ナンバーサイズはキープしたまま広い室内空間や高級感あふれる内装、大きめのたっぷりとしたフロントシートなどを採用していた。また、エンジンは新開発のHR15DE型エンジンにCVTを組み合わせ、低燃費も実現していた。のちに1.8リッターエンジンやMT、オーテックが手掛けるアクシス、オプションでNISMOパッケージなどバリエーション展開も豊富なモデルとなった。
(2)トヨタ・ハイエース(現行)※ガソリンエンジン搭載車
日本が世界に誇る車種であるハイエースもじつは2004年デビューの車種のひとつ。200系と呼ばれる現行型もすでにデビューから13年が経過しているのだ。ボディは全車ロング以上となり、標準車は廃止、ワゴンも人員輸送車以外は整理され、大型乗用ワゴンはアルファードへと移管されている。ただ、ワゴン並みの装備を持つスーパーGLが設定され、日常的に使用するユーザーにもしっかり対応している。また、200系となってからドレスアップやカスタムユーザーの支持が高くなっているのも特徴と言えるだろう。
世界を代表するスポーツモデルの先代も13年!
(3)スズキ・アルト(6代目)
スズキのベーシック軽、アルトの6代目モデルもデビューから13年だ。この代からはそれまで存在していたターボエンジンモデルや3ドアボディが廃止され、さらにベーシックなキャラクターを強めている。その代わり、というわけではないだろうが、ボディカラーのバリエーションが増え、選ぶ楽しみが増えていた。なお、OEM供給されているマツダ・キャロルも2004年デビューだが、日産・ピノは2007年からであり、重課まではまだ猶予がある。
(4)ポルシェ・911(先代)
911の先代モデル、997型もなんと今年で13年目となる。シャーシは先代の996型のキャリーオーバーとなるが、ティアドロップ型のヘッドライトから伝統の丸型へと戻され、カレラSには新開発となる3.8リッター水平対向エンジンが搭載された。スペックだけでなく価格も先代からさらにアップし、一番ベーシックなカレラでも1000万円オーバーとなっている。
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