もくじ
ー 電動化のリーダーに
ー フォーミュラEのフィードバックも
DS X E-テンス・コンセプト DS車の将来像しめす 最大で1360ps
電動化のリーダーに
シトロエンからラグジュアリーブランドとして独立を果たしたDSは、2025年以降発売するモデル全てに電動パワートレインを搭載すると発表した。同社はその時点までに販売台数の3分の1をハイブリッドまたはEVにするとの目標を掲げている。
「われわれの目標は非常に明確です。DSをこのセグメントにおける電動化のグローバルリーダーにしたいのです」とイブ・ボンフォンCEOは語る。
DSは同社初の電動化モデルとなるDS7 クロスバック E-テンス 4×4というプラグインハイブリッド車を来年発売する。そしてDSは10月のパリモーターショーで完全な電気自動車を発表する予定だ。このモデルもPHEVのSUVに続いてすぐに発売されるだろう。
これらのモデルは2023年までに発売予定の6車種にふくまれており、それぞれに電動パワートレインを搭載したグレードがひとつ以上用意される。PSAグループによれば、これらは全く新しいモデルもあれば既存車種の新型もあるという。
フォーミュラEのフィードバックも
先日、DSは2035年のパフォーマンスカー像をしめすX E-テンス・コンセプトを発表した。このコンセプトカーにはフロントホイール内にモーターを配置するという今までにないレイアウトであった。最高出力は1360psにまで達するという。
同社は2014年以来フォーミュラEに参戦し続けている。ここで得られた技術がロードカーの開発にも役立てられているとのことだ。
この電動モータースポーツへの参加はDSが同じPSA内のシトロエンやプジョーに対してEV技術で優位に立つことに繋がっている。ただし、プジョーは208のEV版を来年発表す予定だ。
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