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日産 ノートオーラ【3分で読める国産車解説/2022年現行モデル】

掲載 18
日産 ノートオーラ【3分で読める国産車解説/2022年現行モデル】

日産 ノートオーラ(NISSAN NOTE AURA)
現行モデル発表日:2021年6月15日
車両価格帯:261万300円~295万7900円

既存のBセグカーを明らかに超えた上質な走りと室内
ノートオーラ(以下、オーラ)は3ナンバーのワイドボディで見た目のバランスも良い。この理想的なプロポーションのために、バンパーとフェンダー、リアドアなどはノートとは別に新たに設計された。つまり多くのボディパネルが専用で、徹底してノートとの差別化が図られている。LEDを駆使したランプ類の先進的なルックスや、デザイン性と機能を兼ね備えた17インチホイールの見栄えも良い。

日産 ノート オーラ発表。ノート e-POWERベースの、異デザインでちょっとワイドなコンパクト

外観だけでなく内装も見どころ満載だ。このクラスでは珍しい12.3インチ カラーディスプレイのメーターパネルとインフォテインメント画面をつなげた一体型形状は、先進的な見た目だけでなく視認性にも優れる。とくにメーターは多彩な表示が可能で、エンハンスモードでは、画面中央部分の表示面積が広くなり、そのぶん運転支援機能の作動状態やナビの地図表示など、多くの情報を表示できる。インパネまわりのツイード調織物のクロスと木目調フィニッシャーを組み合わせた上質で落ち着いた雰囲気も、このクラスではちょっとほかに心当たりがない。素材へのこだわりを感じる。

走りも、プレミアムを名乗るのであれば、性能も相応でなければならないという意志を感じる仕上がりだ。オーラでは第2世代e-POWERが持つ本来の能力をほぼ出し切り、ノートに対して15kWと20Nmも性能が引き上げられている。おかげで、プレミアムスポーツセダン並みの走行性能を実感した。とにかく速くて静かで、しかもなめらかだ。静粛性もノートよりも手当てされ、パワートレーンの透過音やウインドーからの音の侵入が抑えられている。上質なインテリアと併せて、快適な車内空間を乗員に提供してくれるのもありがたい。

走行モードは「ECO」がデフォルトだが、それでも競合車でいう「ノーマル」かそれ以上にしっかり加速してくれるので、ストレスを感じることはない。走りを楽しみたくなったときには「SPORT」モードを選ぶと、より瞬発力のあるレスポンシブな走りを堪能できる。これぞe-POWERの真骨頂だ。さらに「B」レンジに入れると、アクセルオフでの減速度が20%増して、よりメリハリの効いたスポーティなドライビング感覚を味わえる。

どのモードを選んでもペダルワークに対して遅れなく応答するのはe-POWERの強み。そこは強力なエンジンを積んでいるモデルでもかなわない。とくに出力とトルクがハイパフォーマンス化されたオーラならなおのことだ。オーラは第2世代e-POWERの新次元の走りと既存のコンパクトカーを超えた上質な世界観を味わえる。

日産 ノートオーラ 主要諸元
全長:4045mm
全幅:1735mm
全高:1525mm
ホイールベース:2580mm
重量:1260~1370kg
エンジン:1.2L直3+モーター
駆動方式:FF/4WD
トランスミッション:ー
WLTCモード燃費:22.7~27.2km/L
乗車定員:5名

[ アルバム : 日産 ノートオーラ はオリジナルサイトでご覧ください ]

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みんなのコメント

18件
  • 今乗ってますが、静粛性・加速感・質感の高さが
    凄い車です。一度乗ってみる事を是非おすすめします。
  • オーラニスモに興味があるんですが、最近出たエクストレイルの電動四駆にも興味があります。どちらかに決めたいと思います。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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