■「ビターラ」のハイブリッド仕様が台湾に登場
スズキの台湾法人は、2021年11月19日に新型「ビターラハイブリッド」のティザー画像とティザー動画を公開しました。
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スズキが海外で展開するSUV「ビターラ」のハイブリッド仕様となりますが、どのようなクルマなのでしょうか。
ビターラは、日本では「エスクード」の車名で販売されたスズキのSUVです。エスクードは4世代にわたって日本でもラインナップされていましたが、2021年11月現在、日本におけるスズキ車のラインナップからは消滅しています。
そんななか、台湾で登場が予告されたビターラハイブリッドは、駆動用バッテリーにリチウムイオン電池を採用した、SHVS(Smart Hybrid Vehicle by SUZUKI)と名付けられた48Vハイブリッドシステムを搭載。
1.4リッターターボエンジンと組み合わされ、19.3km/Lという燃費性能を発揮します。4WD仕様には四輪制御システムとしてALLGRIPを搭載しました。
なお、48Vハイブリッドシステムを搭載したハイブリッド仕様のビターラは、欧州ではすでに販売されており、台湾市場にもハイブリッド仕様が投入されるかたちとなります。
公開されたティザー動画では、車名や「HYBRID」といったエンブレム、さらにツリ目でスポーティな点灯状態のヘッドライトなどが、暗がりのなかに映し出されています。
台湾仕様の新型ビターラハイブリッドの先行販売価格も公表されており、2WD仕様が 93万8000台湾ドル(日本円換算で約382万円、1台湾ドル4.08円で計算)、4WD仕様が102万3000台湾ドル(約417万円)です。
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スズキは2021年11月25日に、全面刷新した新型SUV「Sクロス」を2021年末より欧州を皮切りに販売開始すると発表しました。
このとき、スズキは同社のストロングハイブリッドの導入計画として、2022年初めより欧州仕様の新型ビターラに搭載し、2022年後半には新型Sクロスにも搭載すると明らかにしました。
台湾では48Vハイブリッドシステム搭載仕様がまもなく登場しますが、欧州ではさらに進化した新型ビターラが登場するとみられます。
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