現在テック3・KTMに所属するマーベリック・ビニャーレスは、2027年シーズンのシート確保が危うい状況にある。彼はKTMとの契約に一度はサインしたものの、後にそれが「無効」であると告げられたと暴露する。
まだMotoGPは夏休みにもなっていないが、2027年のグリッドに誰が並ぶかはほぼ出揃っており、ラインアップが未定なのは、ビニャーレスが現在所属するテック3だけとなっている。
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ビニャーレスは6月下旬のオランダGPで、「(850ccの)ブルノテストに呼ばれなかった時点で、KTMに残留しないことは明らかだった」と話していた。そして今回、その予想が現実となったことを認め、現在はKTMとの話し合いも完全に途絶えていると明かした。
「もう話はしていない。先週ですべて終わったと思っている。だから、それ以降はもう何も話していない」
そうビニャーレスは語っており、自らの将来についても実質的に空席がないことから、最高峰クラス残留の可能性を否定した。
「分からない。僕はバイクに乗ってやれることはすべてやったと思っている」
「もちろん、何か良いチャンスがあるかもしれないし、ないかもしれない。でも今は何も探していない。他カテゴリーも含めてね」
「もしかしたら、僕はただレースを楽しみたいだけなのかもしれない。でも現時点では何も考えていない。今は最高の休暇を過ごしたいだけだ」
そしてさらに詳しく説明を求められると、ビニャーレスはKTMとの契約を巡る経緯を明かした。
「モンメロ(カタルニアGP)の後、ニュースでファビオ・ディ・ジャンアントニオ(KTMファクトリーチームへの加入)が僕の代わりになることを知った」
「だからKTMに確認した。するとムジェロ(5月31日)に着いた時、彼らは契約書をメールで送ってきた。そして僕はそれにサインした」
「正直に言えば、それ(契約内容)はまったく良いものではなかった。だけど、それでも僕はレースを続けたかった。KTMのエンジニアたちのことだって本当に信頼していたんだ。だから、自分にとって不利な条件だったけどサインした」
「それなのに、2週間後になって『あの契約は無効だ』と言われた。そんなことをされた後で、何を期待できるというんだ」
「もうここにはいたくない。彼らは真剣に受け止めてくれなかった。だから僕は、もうバイクレースの世界の外にいるような気持ちなんだ」
もっとも、ビニャーレスはバイクレースそのものへの情熱まで失ったわけではない。
「僕にとって難しいのは、すべてのバイクレースをひとまとめには考えられないということだ。僕はレースが好きだし、モトクロスも大好きだ。将来的には、別のレースに出場してみたいとも思っている」
「この前、ジャック・ミラーが鈴鹿8耐を走っているのを見たけど、本当に楽しそうだった。だから、違うことをやってみたい気持ちはある」
「でも今は、この世界の外にいるような感覚なんだ。だから、このまま続けることはないと思う」
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みんなのコメント
契約書の中に「KTM側から一方的に契約を破棄できる」と記されてたってことだよな
KTMは昔からやることがエゲツないね
自身の不甲斐なさをすべてマシンのせいにするライダーとなんてどこも契約しないだろ